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2026年7月17日ようこそ

2026年 7月15日 事実の歪曲

親の心子知らずという言葉がある。この言葉が抱える切なさは、親は子の行末を思い子供に疎まれるようなことでもあえて口に出さなければならないことがあるからだ。結果はといえば大概の場合、親は見事に嫌われることになる。とはいえこの言葉は親子の間柄の事だけかといえば、私の若かりし頃は若者と大人という対立構造が社会に存在していて、「戦争を知らない子供たち」など無理解な大人たちのことが流行歌になっていた。

さて今日は子供と大人の対立ではなく、大人同士であっても心が通ず対立することはそう珍しいことではない。困ったことに、大人といえば当然社会に絶大な影響力を行使できる立場の人も大勢居るので、そんな人達の対立は国家的規模にまで膨らんでしまうのだ。それよりたちが悪いのは、自分たちは高みの見物でありながら、相手の本意を捻じ曲げ伝えることでその溝をさらに広げてしまう人達だ。

因みに現在国会で揉めに揉めている皇室典範など自民党の改正案をよく読んでみると、この改正案からは自分達の立場をわきまえあらゆる可能性に至る配慮と今上陛下への深い尊崇の念が伝わってくるのである。具体的には、この改正案の趣旨は女性天皇の可能性も含め男子男系の皇統を維持するための改正案であることが分かる。その為に、現行の皇室典範における問題点を正そうという内容なのだ。要するに、この対応が遅れれば遅れるほど皇統の存続の危機が増し、まかり間違えばそれこそ民意が分断されてしまう事態にもなりかねないのである。

早速このような思いがどのように捻じ曲げらているのか実際例を上げて検証してみたい。以下は昨晩ネットに配信された記事の見出しだ。

 たった3時間の審議で「愛子天皇」を封じる浅はかさ…「麻生太郎の復古趣味」に沈黙する高市自民"多数派の本音"

世の中の風潮に流されていると、この記事の見出しにもあまり違和感を感じることが出来ないだろう。ところが、実際の改正案を読むとこの記事は事実と異なっていることが分かる。具体的に今回審議されている皇室典範改正案には第12条および第13条 削除とある。この条文は以下の通りだ。

第十二条 皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる。
第十三条 皇族の身分を離れる親王又は王の妃並びに直系卑属及びその妃は、他の皇族と婚姻した女子及びその直系卑属を除き、同時に皇族の身分を離れる。但し、直系卑属及びその妃については、皇室会議の議により、皇族の身分を離れないものとすることができる。

つまりこの改正案は愛子天皇が皇統を受け継いだ場合の可能性に配慮したものであることは、本当に改正案に目を通していれば誰でも気付くはずの事柄である。このことから、この記事は筆者が故意で事実と異なる情報をネットに垂れ流したと思わざるを得ない。それにしてもこのようなネット情報のフアクトチェックは、すでに暗黙の裡に行われているものと思っていたが、このような国家存立に関わる情報が、何故今だこのような状態にあるのか、国防という観点からも再チェックが必要だろう。

因みにこの度加えられる養子縁組とは、血縁で家名の存続が難しくなった場合の措置や家との関係を深めるための措置であることは言うまでもない。このことは日本の歴史の中で長い間受け入れられてきた事実である。そのため、このことが個人的に心の傷となっている場合も多く存在していた。要するに日本の戸籍はこのような問題を抱えながらも今日まで維持されてきたことも事実なのである。とはいえこうなってくると、ここに個人の恋愛感情などを挟むことなど到底叶わない為に様々な悲恋が文学作品となっている。それでは人道的配慮がなさすぎるというのが、皇室典範11条にある15歳以上の記述だろう。何を言いたいかといえばこの改正案はまず最初に人権に対する配慮が為されていて、同時に国民が今上陛下に寄せる思いにも配慮した改正案といえる。ついでに言えば審議時間の長さが良い法案成立に繋がらないことは、現在巷で大混乱を招いている道交法改正や、LGBT理解増進法の在り様を見れば国民にとっては周知の事実である。

このことさえ疑わしいのであれば、再度選挙に臨むことでもっとはっきりした答えが得られるはずだ。

ようこそ

Posted by makotoazuma