竹に上下の節あり
2026年 10月14日 砂上の楼閣

地盤の弱いところに幾ら立派な楼閣を建てても碌な事にならないことは、昔からさんざん言われてきたことだ。それにも拘らず人間は同じ過ちを何度でも繰り返す、それが何故そうなのかといえば、人それぞれに自分の目指す先が違うからなのだろう。
因みに先ほどネットで日本のGDPがどうやら世界6位に転げ落ちそうだという記事を見かけたが、私にしてみれば、現在の日本は個人のGDPからみればさらに悲惨なところにあり、世界順位どころではないと思っている。それにしてもこのまま個人の収入が減り続けば国家として衰退の道を辿ることは容易に想像できたはずだ。では何故そのような格差が生まれてしまったのかといえば、世の中の仕組みがそれを許してきたということだろう。
その要因の一つが消費税という得体のしれない税制に思えるが、世の中にそれ以上に悪い影響を与えているのが法人税の減額だと思う。というのも法人の減額により、人件費の控除が総体で目減りして個人所得が目減りしているからだ。そのためこのままでは日本の経済は委縮したまま未来への希望を失ってしまいかねないのである。
しかもいまだトランプ政権の改革は道半ばにあり、アメリカの未来も日本の立ち回り方によっては予断を許さない状況である。例えば、ロシアとのエネルギー購入に対する方針や、IMFにおけるアメリカの経済環境では世界平和と密接に関わり合っているからだ。このように日米との同盟関係は更に密接な協調関係でありながら、独自の立ち位置について模索する必要がある。
つまり日本は改めて自分達の足基を探ってみる必要がある。そこが底が知れない砂の上なのか、或いは希望を持って迎える未来なのかだ。