竹に上下の節あり
2026年 10月19日 暴動

リモージュといえば世界的に知られる屈指の磁器の名産地であるが、今やフランスを全土を覆う抗議デモは、伝統あるこの市庁舎を焼き尽そうとしている。10月12日にはパリの中心にあるマルシェ・デ・ザンファン・ルージュという400年以上の伝統がある市場が灰燼に帰した。また、今月9日にはフランス革命で有名なバスチーユ広場に高校生が教育改革に反対し大挙して集結していたという。
なかでも物価に対する不満が最も高く、その原因に言及すればエネルギーの供給に問題がありそうだ。と言う事はこれらはフランス1国の問題と云うよりも、お隣の国ドイツを含めたEU全体の問題と言える。これで困るのはエネルギーの高騰が人件費に跳ね返り、これを景気の過熱捉えた各国の中央銀行は金利の上昇に及んでしまうこだ。つまり物価と金利の上昇はどこかでバランスをとるものだが、グローバル世界では産業の空洞化という現象に繋がってしまうようだ。また最近ではこのように各国の福祉環境が追いつかないため地域住民と摩擦が産まれている。
ところでこれまでの記事で何か気づかれることはなかったろうか。というのも、つい先ほどまで抗議活動といえば極右に対する風当たりが強かったが、いつのまにか今度は極左がターゲットになっている。私からしたら物価高騰の引き金を引いたのは、いずれもエネルギー問題が原因であり、それがSDGSやウクライナに繋がったと思っている。つまり、現在のEU各国はそのいずれの問題も解決に至いっていない為、これらの暴動は起こるべくして起こった暴動という感がしてならない。