今日のできごと
２０２１年 ４月１７日 言葉の難しさ
【同じ舞台で】
実は前回の投稿が気になって、続きを書きました。前回、私には理想は無いと書きました。これをお読みになった方で「夢も希望も無い」のかと捉えた方がおられるのではと少し不安になったので補足をしておこうと思った次第です。私は理想と希望は違う言葉と捉えています。問題は登場する場面が重なるために同義語と解釈されがちだという不安が頭をよぎりました。先日私がお伝えしたいと思った理想とは、目標、あるいは基準、理想の姿、正しさ、正義そんな意味で使いました。もし、そのような理想に囚われて暮らしていくとすれば、今現在目の前で起こっていることに向き合えなくなるのではないか、もっと今に目を向けませんかということです。
では、夢や希望はといえばそれはもう湯水のように湧いてきます。つまり欲望という言葉に近いのが夢や希望でそこには正しさや正義などのニュアンスは組み込まれません。結果が正しかろうと間違っていようと自分から湧いてきた思いです。もうちょっとしつこくすると理想には自分以外の思い社会規範や他人との整合性もふくまれているのが理想ではないかそう思います。
【憲法解釈も】
処で、言葉の解釈といえば現実社会ではいまだに憲法解釈が問題になります。ここまで来ると日本語事態に問題があるのかと思わされてしまいますが、そんなことありません多様な感情の機微を表現することが出来る優秀な言語です。では何が問題かといえば、あまり良い例えではないのですが、もし聖書に書かれていることをそのまま現実世界で実行したら現実世界はどうなるのでしょうか、もちろん理想の世界が生まれるのでしょうが、それを行っている国が存在するのでしょうか、何故聖書と日本国憲法が関係あるのかといえば、もともと聖書に誓いを立てた方がお膳立てした文章だからです。では誓いを立てた方のお国はといえば世界一の軍事力を誇っています。これは不思議なことではないでしょうか。
【どちらかの選択】
いま、日本人に迫られているのは、武力を使っても自分たちの尊厳を守るのか、有るいは世界に無抵抗を貫くことを宣言するのか、このまま自衛隊が合憲というのは詭弁でしかありません。選択が迫られています。今のままでは情熱をもってこの国を守ろうとしている方が非常に危険な状態にさらされています。過去の反省といっても真剣に起こったことを理解された方は少ないと思います。人の命を盾にして安全に暮らすのであれば、せめてその足を引っ張らないようにしてあげたいと思っています。