今日のできごと
2021年 6月13日 共犯という思い
地球温暖化の話題を耳にすると、いつも後ろめたい気持ちになります。なぜなら私も二酸化炭素の排出に少なからず貢献していると感じているからです。
家畜の肉を好んで食べたり、自動車の運転についても排出ガスを意識した人間の運転とはとても思えないようなことをしていると思っています。
ところでこのようなコロナ禍によって世界中の観光はストップしそこで繰り広げらて来た贅沢による二酸化炭素の排出は、世界中で抑制されたはずなんですが、実際は排出ガスは増えていた。という報告がありました。
ここ2年近く飲食業や旅行業、アパレルに至るまでどれほどの犠牲をもってしても、2酸化炭素排出については無力だったということです。
ということはすでに個人がガス規制に貢献できるキャパシティーを超えた問題になっているというのが、今の私の思いです。
ここを解決しようと思えば温暖化の仕組みを明確にして、今以上に国際連携を強化する必要が有るのですが、結局、その成否は大国の善意にゆだねられているように思うのです。
そう考えるとなんだか空々しい気持ちになってきました。私にはたった今、現代のバベルの塔を見ているように感じます。その絵の中で、私は俯きながら黙々と石材を運んでいます。