今日のできごと
2021年 6月14日 物の価値とは
世の中いろんな趣味の人がいますが物の価値の多様性ってきりがありません。
アートの世界はその最たるものだと思っています。最近書というものに触れる機会がありその奥深さに圧倒されることがあります。
私はもともと字を書いたりすることが苦手で、書を見て感動することは別世界の人の楽しみのように思っていました。
ところが書を指導する方や先人の書に対する思いに触れ、そこにも無限の味わいが有るのだと知りました。
ある指導者は褚遂良という大家の書をみると鬱々とした気分が晴れると言っていますが、私が雁塔聖教序という書を見ても気が晴れることは有りません。
私のレベルではその書を楽しむことが出来ない、つまりそのレベルに達した人でなければ享受できない楽しみもあるのだということです。
私はどうせなら世の中にある楽しみを少しでも味わい尽くして旅立とうと思っています。だから、楽しそうに活き活きと暮らしてる人がとても気になります。とくに誰も気に掛けないようなことに目を輝かせている方は特別気になります。