今日のできごと
2021年 6月30日 1位でなければだめなんです。
オリンピックの話ではなくてスーパーコンピューターの話です。
先日日本の富岳というスーパーコンピューターがその性能において3年連続1位に輝いたというお話です。ともすれば今の日本は、技術大国という立ち位置から遠のいてきたのではないか、という心細さがありました。そこへ飛び込んできたのがこの報です。
経済はこのような情報に敏感に反応します。つまり日本にお金が集まる素地が保てたということです。
人は何時の時代もチャンピオンに憧れる物です。私も昔はオバースペックのパソコンに憧れたことがありました。そのような憧れに集まったお金が次の価値を作ってゆきます。
通帳から動かないお金は死人と一緒です。なぜならいくら額が多くても次の価値を生まないからです。
いずれ半導体の世界も量子理論を取り入れたまったく次元を超えた物が生み出されます。この理論もアメリカに対抗できるほどの理論を日本は持っています。
そしてこれを製品として市場に送り出すためにもお金が必要になります。さらにうれしい情報が日本のリチュウムイオン電池の技術です。いま世界は化石燃料から距離を置くために電池の技術に注目が集まっています。
EV自動車などはバッテリー技術がその車の性能を決定づけるカギになっています。このような日本の突出した技術は日本の未来を明るく照らすものです。技術も精神も、そのことを世界に見せつけているのが大谷翔平のようです。ほんとにすごい人がいるもんです。