今日のできごと
2021年 7月6日 お神楽のない世界
うちの町から、大晦日の晩お神楽が聞こえなくなりました。理由はうるさいのだそうです。
初めはばかげた話に思えましたが、それは自分が周りを見ようとしていないのだ。ということに気づきました。
街の命
周りとは町のようすやそれを支えてきた人間の営みです。そしてその命が尽きたことに私は気づいていなかったということです。
人々の生活のありようが変わり、そこに暮らす動機がなくなったんです。その責任はどなたにあるということも言えないものです。
人に振り向かれなくなった町はついにその輝きを失ってしまう、それが定めというものなのでしょうか。
シルクロード全盛期繁栄を謳歌した街もいつしか砂に埋もれ、人々の記憶から消えました。とっても寂しいことだけど今の私に云えることは「ウンやっぱり、これでいいのだ」です。