今日のできごと
2021年 7月20日 「これでいいのだ」って何がいいんだ
何度も登場しているバカボンのパパの決め台詞です。ドラマの最後はこの言葉なんですが結構いろんな場面で表現が変わっています。
アニメを見ていた時も正直なんでこの言葉で終わるんだろうって回が結構ありました。普通は何かの結果に対する感想なり納得の言葉だと思いますが、テレビから感じたのはそこで使う言葉にしては微妙な違和感和感じていました。
とはいえ「はちゃめちゃのナンセンスギャグ」なので、この言葉について良いも悪いも無かったんですが、あるブログからこの表現って深い意味があるんだよ。って紹介があり、気になっていました。
そのブログが阿部敏郎さんの今ここ塾だったと思います。でこの「いまここ」を表現するとても分かりやすい言葉が「これでいいのだ」です。
話が長くなりましたが、これでいいのだという言葉はアニメのストーリーの結果に関わらず、微妙なニュアンスで常に物語の終わりに語られました。
つまり物事の結果に対しての表現ではなく、「すべての結果を受け入れます。」という頷きだったのではないか、もしそうだとしたら自分の計らいを超えて存在する人生そのもを受け入れます。という宣言のように感じたんです。
でそれがなぜ今ここに繋がるかといえば、いまここに心が向かっていなければそのような頷きは起こらないんです。未来に目が向いている人は、いずれもっと素晴らしい未来が訪れると期待するでしょうし、過去に目が向けば「あの時ああしておけば、きっと今とは違っていた。」など常に後悔が訪れます。
だから、今の在りように満足できる方こそ今ここを知る方なのではないか、私はそこを人生の目標にしたいと考えています。「いまここにある、すべてに対し頷いて受け入れること。」それが、「これでいいのだ」という言葉です。壁の話もしたかったんですがまたいずれの日にします。