今日のできごと
2021年 7月25日 夢のようなことなのに
今が奇跡の瞬間
目の前の現実って50年前の人から見れば、夢のような世界なのではないかって思いが湧いてきて、整理してみたくなりました。もし50年前に何かのことを調べたいと思ったら、図書館に行くか、その道の権威に直接訪ねるかおそらくこんなところだろうと思います。ところが図書館ってどこにでもある施設じゃありません。
地方によってはなかなか満足がいきません。結局日本で最も情報が集中しているやはり東京ってことになります。そこには地域による優劣が起こります。またその道の権威に出会うことは、それこそ何年がかりの大仕事で、余程の幸運がない限り出会うことすら難しいのが現実です。何が言いたいかというと今は、ポケットにスマートフォンがあれば、簡単にどんな情報でも確認できて、その道の権威にさえ簡単にアクセスできます。であらためて書くと、そのことへの感動っていったいどこへ行っちゃたんだろうてことなんです。
しかも、これでスマートフォンの機能のほんの一部分なんですよね。これにテレビの機能やカメラの機能、そのデータを送る機能など、当時の人間にしてみれば、夢にしか思えません。
奇跡に向き合ってみる
ところが、それほど世の中が変わっているにもかかわらず、これが当たり前の現実と捉えている自分に少し驚いています。なので、今日の私の気づきは、もうちょっと目の前のことに丁寧に向き合ってもいいんじゃないかというものです。
目の前に向き合うといえば、昨日からオリンピックが始まって無観客ではありながらTVがその溝を埋めてくれています。興味の薄い人にはこれがいつものオリンピックなのですが、こんな環境にあっても開催できたことは奇跡に思えます。きっと関係者の方の心労は、想像を超えた物だと思いますが、やっぱり世の中、華やいでいるように感じます。
不屈の精神
おかげさまで、楽しい雰囲気を味わうことが出来るのですが、やはりアスリートの不屈の精神には心が打たれます。どんな些細なことにも没頭して突き進む姿には、意味が有ろうが無かろうが美しさを感じます。せっかく頂いた命ならこんな風に業を尽くして使い切る、そんな人生でありたいと思います。