今日のできごと
2021年 9月8日 川の流れ
河を眺めているとこの眺めは何時までも変わることが無いと思ってしまいます。ゆく川の流れは絶えずしてという一節ですね。流れは永遠のようであってもそこを流れる水の一滴は留まることが有りません。浮世の儚さを綴った名文です。皆さんはこの文章から何をお感じになりますか。時と共に移り変わる命でしょうか。命とは母親の体内からおギャーと生まれて、呼吸が止まって朽ち果てていく存在でしょうか。そのように考えるとこの世界は儚くしかもこれから起こることは一瞬先もわからないとはなんと心細い事でしょう、こんな世界に神経を擦り減らしながらも命を全うしなければならないとは何故でしょうか。私たちは、認識という感覚から受ける世界を常にこのように捉えこれを現実と表現しています。ところが、人類はすでにこの問いに答を得ています。ただ知らないだけです。スマホは理屈がわからない人が持ってもちゃんと情報を届けてくれます。そのように出来ているからです。私たちが生きていると感じている世界も理屈を理解しなくてもちゃんと命を運んでくれます。もしあなたがその答えをえを知っている人と出会ってその答えを聞いたとします。あなたの命はどうなるかといえば結局何も変わらないんです。ただ事実を受け入れるだけのことです。