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 今日のできごと

2021年9月14日gallery,今日のできごと

 

2021年 2月19日 現在、過去、未来

 

 

 いきなりですが、皆さんに質問です。どこからどこまでが過去で、どこからどこまでが現在なのか分かりますか。

 

 時間も、あなたも間違いなく存在している筈なんですが、答えずらいですよね。

 

 、では、もっと分かりやすく100円玉で同じような質問をしてみます。質問の前によく確かめてください。その100円玉には、裏と表ちゃんとありますか。この時点で、裏表のない100円玉を持っている方いないと思います。では、裏と表の間を示すことは可能でしょうか。

 

 普通横にあるギザギザしたところを示すと答えになるんですが、ここで意地の悪い質問をしてみます。表と裏があるのならそれを取り出してしまえば裏表のない100円になりますか。

 

 さて困りました。やすりで100円玉を削り出す人はいないと思いますが、どうでしょうこれが概念の世界です。このことは時間にも当てはめることが出来ます。

 

 時間を留めおくことが出来ないのは私もあなたも共通の認識だと思います。では今を留めおくことは、実はこれも無理なんです。今のできごとの入り口を視覚とすれば認識されるのは頭脳のはずです。網膜から視覚の信号が伝わるまで、すでにタイムラグが起こります。

 

 つまり、今、目の前で起こっていることさえ、すでに過去のできごとで、過去が留めておくことのできない幻想であるならば、今ですら留めおくことのできない幻想の世界です。

 

 こんな不確かな世界にいま、我々は生きていることになります。つまり、時間は概念であり、我々が有ると感じている今は、時間の概念を飛び越えた存在ではないか、もっと直接的な言葉に置き換えると無いのに有るということを我々は、時間という概念を通して体験させらているのではないか。もしそうであるならば我々がいくら時間というものを追いかけてもそれは実態を持たない幻想です。我々が、今と感じている認識は、実は時間の概念ではなく、存在そのものを示しているのではないか。

 

 そうであるならば、あると感じることがそもそも存在のすべてではないかと。つまり「あると思う認識それじたいが、有ることのすべてであり、それ以上の何かは求めるべくも無い。如何なる創造もすべてはそこで起こったことなのだと」

 

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Posted by makotoazuma