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 今日のできごと

2021年9月14日gallery,今日のできごと

 

2021年 2月20日 今日はアーティストのご紹介です。

 

 

 失礼ですが、普段なかなか出会うことのないアーティストだと思います。私も、この出会い以降会えておりません。録音より現場主義(コンサート)みたいな活動をされているようです。

 

 こちら(写真)のCDは、2012年8月6日の函館世界民族芸術祭にて彼らから直接購入したものです。

 

 函館世界民族芸術祭とは、毎年8月に開催される祭典で、内容はコンサートあり大道芸ありグルメあり、山の麓にある公園をそっくりそのまま会場に仕立てて6か所ほどのステージを屋台が囲みます、起伏のある公園は、天然の観覧席に早変わり、しかもエキゾチックな建物を背景に、港が一望できるのですが、ステージは港を背にして立ちますので港の景色とステージが一体となり、夜も更けてくると夜景を背にしてステージはいよいよ幻想世界となります。それは観客にとっても、アーティストにとっても、夢の世界での出来事のようです。そこで出会って特に印象的だったのが、今日ご紹介したいアーティストラビラビです。

 

 

 

 

 メンバーはボーカル(あずみ)と2名のパーカッションで演奏していました。どんな音楽かといえばボーカルにシンセサイザーを組み合わせ、アイヌや沖縄のユタを思わせるボーカルで古代(縄文時代)から人間が感じていた世界を表現しているようです。縄文時代といえば、残された土器から想像すると、力強く、独創的なデザイン、そこから当時の生活の自由で生き生きした情景を思い浮かべることが出来ます。

 

 そんな、いにしえの生活を思いながらついついその声に魅了されていると、パーカションの激しいリズムがどんどん背中を押してきます。気が付くといつのまにか、その世界にすっかり引き込まれているのです。

 

 また、作者は言葉についても特に、こだわりがあるようでアルバムの中で繰り返す言葉に込められた何かしらのエネルギーの世界を感じているようです。

 

 

 彼らのテーマは、「縄文トランス」日本人がその豊かな自然と繋がり、その恵みに感謝をささげ、その創造性をいかんなく発揮していた縄文時代。そこからつながる感性を現代にトランスいていく、壮大なテーマですがしっかり伝わってきました。

 

 

 

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Posted by makotoazuma