G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

思考ラボ

2024年7月26日gallery,ようこそ

2023年 12/1 平和への扉

さて今日からいよいよクリスマスを迎える12月になった。今年はいつもより早く真っ白な雪が街中を覆ている。昔はこの時期になるとクリスマスプレゼント用に特別分厚いおもちゃばかりの新聞チラシが届いて、なんだかウキウキした気持ちになった。とはいえそんな思いに世界中が浸れたのも今から3年前までで、世界中で戦禍の絶えないようになってしまった現在では、そんな思いに浸ることさへ不謹慎に思えてくる。

残念なことに、この戦争は今のところまったく出口が見えていない、おそらくいずれの国の首脳に対しても周辺国から平和の願いを訴えても、それが聞き入れられることはないだろう。とはいえ、もしそんな可能性があるとすれば、そのカギを握っているのはやはり日本以外に無いと断言できる。それはいずれの国に対しても中立であることを可能にしている地政学的な理由と、それにもまして信頼性の高い科学技術を数多く保有しているという魅力が日本にはあるからだ。つまり日本と友好関係を結ぶことは、自国にとってどれほど心強いことか考えれば明らかなのである。本来このようなことは軍事的にも独立している状態にあることが理想だが、今となってはこの現実を受け入れるしかない。ではどのようにしてそのようなことが可能になるのか、私が考えるのはロシアから大量の石油を今すぐ輸入することだ。たったこれだけのことで戦争でにらみ合っている現在の世界情勢は変わりだすはずだ。

何故かといえば、今この寒さの厳しい季節の訪れで、ウクライナ周辺国の抱える経済的不満はいよいよ高まっているはずだ。もしここで極東の日本がロシアとの国交を戻そうとすれば、たちまちヨーロッパ諸国の足並みは崩れはじめ圧力は一斉に停戦の方向に向かうはずだ。というのも現在最もロシアからのエネルギー供給再開を望んでいるのが、エネルギー資源を持たないヨーロッパの国々だからだ。このようにロシアからの安価なエネルギー供給が再開されれば、戦争への勢いも次第に削がれ、たちまち治まってくるに違いない。これが治まり全世界の視線が、今度は中東に集まれば、今度はこちらの紛争解決に向けた取り組みも早まるはずだ。いずれにしてもこの状況を打開するためには、何らかの呼び水が必要になる。世界は日本がその呼び水になってくれることを期待している。

gallery,ようこそ

Posted by makotoazuma