思考ラボ
仮想現実の可能性
先日コヤッキースタジオの【都市伝説 監視 メタバース】の回を見ました。ゲストの玉蔵さんのお話には興味が尽きません。特に今政府が提唱している新しい資本主義について世界にはそんな流れがあるとは知りませんでした。
とかくコロナ陰謀論など世界中で起こっていることは、何かの陰謀なのではないか、このような話がネットの世界では囁かれています。たんなる都市伝説として片づけることも出来ますが、公式見解がなんでも正しいというのもどうかと思います。
このような時は、自分が納得できればそれが正しいと思っています。そのような人の文章だ、ということをくどいようですが最初にお断りしておきます。
さて動画の話では、一部の支配層が目指しているのは利害関係者の新しい資本主義だそうです。よくわからないのですが、これまでは、資本を提供する側、その資本により利益を確保する側の関係として資本主義を理解していました。この関係では資本家が上位立場になりますが、新しい資本主義では支配する側とされる側に別れ、そのことはビジネスの世界だけでは収まらず、支配を受ける側にはプライバシーも存在せず命そのものを管理されるという仕組みだそうです。
具体的にどのようなことに成るかと言うと、そこで支配される側の人間は、生存のための心配が起こりません。生存に必要なものは、すべて支配者により提供され管理されます。
最近マトリックスという映画が配信されましたが、あの映画では、生身の人間はエネルギーを供給するための電池として描かれています。では、都市伝説の支配者層は支配される側から何を得たいのでしょうか、この辺は動画から読み取ることは出来ませんでしたので、私の妄想で補いたいと思います。
まずはエネルギー源としての人間、映画では人類が起こした戦争により、地上まで太陽光が到達できない環境とう設定になっていますが、現状ではそのような事態には至っていません。もしエネルギーが枯渇したとすれば、エネルギーは、宇宙からマイクロウェーブで送ることが可能なようです。
最近も中国かどこかの国で実験していたような気がします。なのでエネルギーのようなものをわざわざ人間から抽出するのは効率が悪いのではないかと思います。
そこで、私が考えたのが体験という情報を提供することです。私たちは現在人工知能AIによって人間の理想とするさまざまな思考や解析を行うことができるようになりました。天気予報や投資の世界ではすでに使われてぃる技術です。この技術はデータから最善の結果を得ようとする技術ですので、そこで得られる答えは1つに集約されていきます。
一方、私たちの人生にはむしろ答えが有りません、人間一人一人が唯一無二の体験をしてゆきます。このことはデジタル上の仮想現実の世界でも同じことが言えるのではないかと思います。日常でもデジタル上のアバターが稼いだポイントを現実の人間が喜びを共有し、酒を酌み交わすような世界が起こっています。
このように生身の人間が仮想現実の世界に関わることによって、デジタル情報の世界を現実社会に反映させることや、人間の個性によって作られる人生という体験情報をデジタル情報上に反映していくことで、デジタル世界と人生の仕切りを取り除いていくことが目的のように感じます。
映画では無骨なプラグで機械と繋がっていましたが、現在の技術ではもっとスマートに繋がっているかどうかの意識も無いようにできるはずです。そのうちこの仮想現実からも目覚めるための修行が必要になるかもしれません。