2017年 オリオン17
さてこの絵面、空洞の人形の中に、闇の空間が描かれています。つまり、人体の中に別の宇宙が広がっているそんなイメージなんですが、制作時には、これが何を表しているのか、それほど強く意識していませんでした。後から考えると、(只今工事中の作品)「私の名は欲の皮に付いている」につながる大切なイメージでした。
自分の個性や自我など、自分と世界を隔てている存在は、欲の皮一枚であると私は納得しています。あとは、そこをポジティブに捉えるかネガティブに捉えるか、私の、思いは、当然ポジティブです。私が体験してきた思いは、自分の置かれた環境、自分が受け取った肉体を通してしか経験できなかったことだからです。なので、この貴重な(ちょっと自信がない)経験をどなたかとシェアして頂こうとブログに投稿している次第です。ようこそ! 2次元パス 絵画から無意識の世界へ