2022年 星のささやき
先日神社の鳥居に懸かる天の川の写真を見て驚いた。普通の明るさでは目に映らないのに、カメラのシャッターを長時間閉じずに写した写真には、くっきりと天の川が神社の鳥居を覆いつくすように映っていた。つまり私たちは目の前にあるすべてを観ているようで、実際はその一部しか見ていなかったということらしい。
と言うことは認識できなければ存在しないのと一緒という捉え方も出来ないだろうか、最近話題の量子物理学など私にとっては理解を超えた世界なのだが、精神世界ではその人気がどんどんたまっているようだ。最近の話題では、観察者によって結果が変わるということは知られるているが、その影響は素粒子という途方もない微細な世界の話とされていた。
ところが最近の実験ではその影響は量子という大きさの範囲を超えて生物のような高分子の世界にまでも及ぶらしいことが分かったらしい。何を言いたいのかと言えば、私たちが観ている現象は観察者の影響を受けるため、私たちが対象を何にフォーカスするかで、起きてくる現象は違ってくるということだ。
言い換えれば私たちは映画監督のような存在で、観察者である自分の意識を現象に反映させているということになる。
さてこのように書くと、次の疑問が湧いてくる、複数名の人間が同じ空間で同じ対象を視た場合、同じ現象が起こったことに成るが、いったいそこに居合わせた誰の意識が現象に反映されたものだったのかという疑問だ。
気づいたら今日のテーマから相当ずれてきたようだ。ここから先はいづれ思考ラボで取り上げたいと思う。
今日のテーマに戻ると星は何時でもささやいている、その声を聴くかどうかは自分次第ということらしい。参考