2022年 7月29日 自分探し
自分が自分を探すとは、何の事だろう言い換えれば自分とは何かという問いになる。生物、人間という答えが返ってくるかもしれない、でもそれはカテゴリーという定義を述べようとしているに過ぎない。
ところが実際の自分とはカテゴリーに関わらず存在するものだ。たとえ自分が犬の姿をしていようと、自分が腹を空かせている、自分の頭が痛いと感じれば自分はそこに存在する。私は自分が目の前の出来事を、判断を何も加えず、自分として感じることがが自分の正体ではないかと考えている。つまり自分を探すということは自分としての認識をすべて受け止めることではないだろうか。結局カテゴリーに自分を当てはめて自分を理解するのではなく、世界を受け止める認識すべてが自分だったということだと思う。