G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

今日は好日Vol.2

2024年1月5日gallery,ようこそ,自作俳句絵画 無意識

2023年 8月14日 日本人よ美しくあれ

明日は終戦記念日だ、この日に対する思いは様々だろう。とはいえ戦争の悲惨さを思う気持ちは、いづれの方も違いは無いのだと思う。確かにそこには筆舌しがたい辛さや悲しみがあった、そればかりではなく今に至るまでその思いは途切れることは無い。

そしてそのような悲惨な思いは決して未来に起こってほしくないという思いもまた変わらないのだと思う。

ところがその思いを少しでも先に進めると、その思いは途端に溝が出来てしまう。それは何故かといえば、そもそも武器があることが武力行使を産んでしまうという考え方で、私も最終的にここに至ることが平和のへの道だと信じている。とはいえこれをすぐに実行することには正直無理を感じるのだ。というのもそもそもこの戦争の原因がそこに繋がっているからだ。その理由とは欧米列強による400年近くにわたる東アジアでの植民地支配がある。

ところが日本がこれを許さなかったのは、日本が欧米の武力を直ちに学びその運用をいち早く取り入れたからだろう。つまり武器を手放し外圧に屈することはどれほど不自由で理不尽な生活を強いられて来たかも知らなければならない厳しい歴史なのだ。このため日本は開港に伴い帝国主義を学び受け入れ参加していったが、その手法は列強のそれとはまるで違っていた。しかも西洋列強から取り入れたのは軍事ばかりではなく民主主義や法律などありとあらゆるものが最先端の知識として取り上げられているのだ。そのためアジア各国から民主主義を学ぶため多くの留学生が日本に留学している、詳細にみるとこれもまた皮肉な歴史なのである。

それとは反対に岡倉天心などの思想家は改めて日本とは何かを早々研究しだしている。このような思いは海外の文化に触れれば触れるほど、また海外からの視線を感じれば感じるほど強くなるものだと思っている。そして彼らが日本の歴史に最終的に見出したものは、どこまでも清らかで気高くあろうとする魂の紡ぐ歴史、大和魂ではなかっただろうか。

私は命とは時空を超える意識が生み出した物質との融合だと思っている。鶏が先か卵が先かのロジックで言うと意識が先なのである。つまり意識が物質を創造するのだと思っているので、この意識が汚れるような生き方は、生きる甲斐がないとさえ思っている。

さて、話を終戦記念日に戻すと戦争は悲惨なものだが、だからと言ってこのご時世に武器を手放すことは、占守島や大陸からの引き上げ時の状況から見ても大変危険なことだ。私は武器のない理想の世界が貫徹されるまでは、国の主権を守る意思として武装は必要なものだと思っている。とはいえ我が民族存続のために人類文明の破滅を招くような兵器を保有することは、原爆投下の言い訳に同意することではないだろうか。何のために天皇陛下が終戦の決意をされたのか、このようなことは御稜威である終戦詔書をも顧みない行為である。(むすび大学・玉音放送)

私は未来に日本人の魂を繋ぐとすれば、世界の平和を望む高潔で美しい魂であってほしいと思っている。