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風流の月を眺めて4句八句

2024年7月13日gallery,ようこそ,自作俳句,風流の月を眺めて4句八句自作俳句

感じるままにのつもりが悪戦苦闘です

 

6月の歌

        「リラ冷えの 寝床に届く 鳥の声」

        「甲羅干し眺めるつむじも日が照らし」

     梅雨のバス 肩をすぼめて 傘まるめ

 

       曇天の 青草にたつ 花白し

     鶯の 巧みに鳴きて 初夏の杜

      しみじみと 味わう肴に スルメなく

   蓮池の 水面に己が 顔映し

7月の歌

     扇風機 頼る暑さの 空回り

    わくぐりの 作法を読みて刻がたち

    ドクダミの 臭いにむせぶ 草むしり

    夏祭り 遠くに聞こゆ 歌の声

  初物の スイカ下げて 指赤く

8月の歌

  うなぎ待ち ビールと豆の 空まとめ

  乱れ咲く 花火は消えて 肩に落つ

     ガチャガチャと 月の満ち欠け星のもと

     ひょうげもの サンマの焦げに秋薫る

       秋草の 花を眺めて 手は迷い

      「鈴虫の 鳴く音と帰る 家路かな

9月の歌

  逢いたくて 日は沈みても 月を待つ

  朝の道 線香かほる 彼岸行く

10月の歌

  「しおらしき 花を避けるや 秋の風」

  「あかあかと 鯉のせなと イチイの実」

  「ゆく秋を 友の遺作に 励まされ」

   月ながむ 思いに遠し 我筆跡

   秋空の 飛ぶ鳥思う 寒さかな

        こがらしの 今より他も なかりけり

11月の歌

  「霜枯れて 歩みは弾む カラカラと」

  「侘しさの 枯れ葉を進む 影法師」

     「冬に入り 色鮮やかに 輝けり」

  「青空に 紅葉と ポーズ旅の人」

12月の歌

  「月明かり 木の葉は揺れる ハーモニカ」

  「砧うつ 山海こして 常世かな」 

2023年 1月の歌

  雪舞って 先を占う 初詣

      「雪解けて おでこを伝う ひな祭り」

     舞い上がる 霞の空を 地は分かつ

2023年 3月の歌

   店先の 路地にことほぐ 桃の花

     磯風に 瑞穂のそよぐ 一人旅」 

2023年 月の歌

     花散りて 池にて添うは こいしぐれ

    梅の香に 花をさがして 仰ぐ軒

      梅薫る 穏やかなる日の 甘さかな

 

2023年 5月の歌

 

      八重桜 遅れて咲くも はるうらら

      花びらを のせて湯あみか 甲羅干し

  五月雨に 鞘を納める 至誠かな

2023年 6月の歌

  五月雨の 窓から伝う 夢うつつ

  銀鱗の 餌に惑いて 夜もすがら

      笹舟の まかせて流るも すがすがし

2023年 7月の歌

       青草を つまみてかしぐ 石だたみ

2023年 8月の歌

 

   夏祭り 闇夜を叩く 花火かな

 

   暗闇に とりどり開く 阿弥陀笠

         秋風に 雲は流れて 虹超える

2023年 9月の歌

   スッパくも 種までしごく プルーン狩り

        秋来る 御稜威にそうや 世のまつり

        無精者 窓辺に迎える 蔦紅葉

     「夜しのぶ ロミオにならん 蔦紅葉

     「いつの間に 家を覆いて 草らんまん

     「どくだみの 色ずく時に いざ行かな

2023年 11月の歌

   手水鉢 厳しき寒さの あと沈め

雪虫と 鈴音が舞って 七五三

 

      木枯らしも 心にありて 神の道

      地に落ちて 常世にねまる 枯葉かな

2023年 12月の歌

       クリスマス かつての動画で 蘇り

 

       ゆきうずむ 搔き分け進む 人の道

2024年 1月の歌

  賑わいの 行き来の跡に 雪あらた

 

  あき過ぎて 盃に冷たき 六花かな

2024年 3月の歌

 

  絵馬騒ぐ 願いよ届け 春はやて

     花の芽に ブギウギワクワク お買い物

2024年 4月の歌

    青草の 輝くティアラ つくしんぼ

    地に宙に 桜にうずむ 昼下がり

2024年 5月の歌

   雨の庭 マラ5と眺め 一人なる

         山肌に 浴びるがごとき ツツジかな

        藤の香に 心が騒ぐ 棚の下

2024年 6月の歌

   サービスの 煎茶に氷 夏は来ぬ

2024年 7月の歌

  地獄絵図 お盆のごとに 間を縮め

   墓参り 世情を映すや 夢の跡