今日は好日Vol.2
2023年 9月26日 草むしり
日が沈むと急に夜風が冷たくなってきて、それまで開け放っていた窓を慌てて締めようとして驚いた。窓のサンから木の芽のようなものがチラリと頭を覗かせていた。ここは2階なので草が生えてくることなどありえない、いったいこれはどういうことなのか、私は明日朝一番に調べてみることにした。多分しばらく草むしりをさぼっていたので、相当裏庭があれているのかもしれない。
翌朝おそるおそる裏庭を見てみると状況がよく分かった。蔦が壁を伝って2階の窓まで伸びてきていたのだ。不思議なことにその蔦は2階にある私の部屋の窓をめがけて一直線に上っているようだった。そこで一句と言わずサンクス
「無精者 窓辺に迎える 蔦紅葉」「夜しのぶ ロミオにならん 蔦紅葉」
「いつの間に 家を覆いて 草らんまん」
「どくだみの 色ずく時に いざ行かな」