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今日は好日Vol.2

2024年1月5日gallery,ようこそ,自作俳句絵画 無意識

2023年 9月26日 草むしり

日が沈むと急に夜風が冷たくなってきて、それまで開け放っていた窓を慌てて締めようとして驚いた。窓のサンから木の芽のようなものがチラリと頭を覗かせていた。ここは2階なので草が生えてくることなどありえない、いったいこれはどういうことなのか、私は明日朝一番に調べてみることにした。多分しばらく草むしりをさぼっていたので、相当裏庭があれているのかもしれない。

翌朝おそるおそる裏庭を見てみると状況がよく分かった。蔦が壁を伝って2階の窓まで伸びてきていたのだ。不思議なことにその蔦は2階にある私の部屋の窓をめがけて一直線に上っているようだった。そこで一句と言わずサンクス

「無精者 窓辺に迎える 蔦紅葉」「夜しのぶ ロミオにならん 蔦紅葉」

「いつの間に 家を覆いて 草らんまん」

「どくだみの 色ずく時に いざ行かな」