令和 あくび指南
2024年 7月24日 夏
夏といえば夏祭り、祭りといえば北島三郎ではなく太鼓の音と盆踊りだ。こちらの写真は先日行われた厳島神社のお祭りで演奏は北斗浜分太鼓の方たちだ。この日も太鼓の響きに誘われて急いで神社に向かった。この演奏は神社の向かい側にある小さな公園で行われていたのだが、公園には驚くほどの観客が集まっていた。というのもつい数年前まで、このお祭りは出店も減り、何となく侘しさを誘う風だった。ところがこの日、目にしたのは公園を走り回る子供たちや威勢のいい演者の掛け声で、久しぶりの熱気に以前の賑やかさを思い出していた。そして、そこから溢れてくる熱気は、このところの世界を覆う鬱々たる混沌を吹き飛ばす思いがした。是非こんな風景がこれからも続いてくれることを祈るばかりだ。
そこで今日は朝から新たな思いで墨をすり、心の澄み渡る思いをしたためようと準備していたが何も思いつかない。
とうとう思いついたのが土用の丑の日だ。昨日スーパーに長居をしたせいでその洗脳が解けないらしい。
そこで一句「墨擦るも 心はすでに 土用の日」