今日は好日Vol.２
２０２３年 １月２４日 納豆川柳
今朝ほど経済番組で最近高価格帯の食料品が良く売れているという記事があった。解説では消費者が商品に高度な付加価値を求めているということだった。そこで、私が思った食料品の付加価値とはおそらく安全性のことだろうと思っている。最近消費者の関心は自分の口に直接入る食料品の安全性に特に関心が集まってきていると思われるからだ。逆に言えば、普通に並ぶスーパーの食品に対してどんどん不信感が高まっているということだ。 これほど食品の値上げが続く世の中でさらに高価格帯の食料を入手しようというのは、背に腹は替えられないという庶民の危機意識の高まりにすぎない。単に美味しさを求めての消費行動とは思えないのだ。おそらくは身近に感じるガンの異常な増え方に対するささやかな抵抗とも思える。 そんな恐ろしい世の中でも日本の伝統的な食品は後世の我々に希望を与えてくれる、そこで納豆にちなんだ川柳を考えてみた。 「ナットウのへにこそ添わん向こう見ず」 「ナットウに交じりて気づくミゼラブル」 「ナットウに鴨葱運ぶめでたさよ」 「世の末にナットウたすく平和かな」