今日は好日Vol.2
2023年 2月23日 天皇誕生日
今日は令和天皇の誕生日ということで、天照大御神を祀る函館山上大神宮に参詣し、大君の弥栄と日本国の安泰をお祈りさせてもらった。とはいえ急な坂が続く行程は、ご覧の通りの雪景色でなかなか厳しかった。 それにしても今日の戦争の絶えないニュースを見るたびに、人類の滅亡まで考えなければならない世界なのだ、そんな諍いの絶えない世界にあって、日本は神代から続く天皇を拝する、特別な国なのである。この歴的事実こそ我々日本人が、平和の本質を理解し、破滅の事態を回避してきた証ではないだろうか。私は日本の2700年に至ろうとする歴史こそ、争いの絶えない世界に対し、平和の希望を指し示すことが出来るのだと思っている。 とはいえこの先祖から伝えられてきた尊い歴史に対し明らかな脅威となっているのが、敗戦後押し付けられた日本国憲法である。現在の日本人はこの憲法を骨抜きにして運用しているところだが、それほど現実にそぐわないものを改めようともしないことが、現在における日本人のモラルの低下や、精神的疲弊に繋がっている。さらにいえば現憲法の危険性は、これまで子々孫々我々が受け継いできた日本の尊い歴史にまで及んでいるのだ。 簡単に言えば現憲法における皇室についての表現が皇室の存在を危うくしている。このことは、憲法の第一条からすでに示されている。たとえば憲法第一条の「天皇の地位は国民の総意に基づく」とあるが、このことについて、私はとても危険を感じている。というのも、私も含め現在の国民はそれほど正常なのかという疑いを持っているからだ。 その危うさは太古から続く日本をむしろ滅ぼしかねないのである。現在の国民の総意は危険なマスコミの言動によって操作されている、質が悪いことにマスコミは、平和という言葉を表立って使いながら、巧妙に他国の戦争を煽っている、本来報道は公平な立場で情報を伝えることが責務であるにもかかわらずだ。昨晩もうっかりTVなどを見てしまい、その危うさに憤激を抑えられなかった。番組では、戦場に日本の総理が何故向かわないのか騒いでいたが、彼らは自分の言葉がどんな結果をもたらすか考えが及んでい無いようだ。つまりこんな人たちの言動に国民は常に惑わされているのである、これでは陛下のご心痛はいかばかりかと思ってしまう。 では、もし私が憲法を考える立場にあったとすれば、憲法の1条の文面は「天皇は、日本国の尊い歴史と高徳の象徴である、よってこの地位は日本国の高祖からつながる厳然とした歴史として侵すべからざるものである。」としたい。また、皇室典範についても国会の議決ではなく、皇室と宮内庁の良識に委ねるべきである。むやみに見識のないものが触れるべきではない。 このような文書を書くことは大変不遜なこととは思うが、日本国憲法の問題点を提起するための暴挙であるので、関係各位の方が目にされればお許しいただきたいと思う。 繰り返しになるが、私は民意というものは、全くあてにならないものだと思っている。なぜなら残念なことだが、現在の民意は、海外における経済第一主義によって形成されている。すなわち、私利私欲の追求がその根底にあるからだ。これが戦後の65年間、我々が受けてきた義務教育の本質である。違うという方は現在の日本がまともで、何の不満もない社会だというのだろうか。