今日は好日Vol.2
2023年 3月1日 黙示録
今日は国会議員がコオロギを食べている様子を見ていて、突然ヨハネの黙示録が浮かんできた。人類が悲惨な終末を迎える時は7つのラッパが吹き鳴らされるそうだ。その中でバッタが登場するのは5つ目のラッパの時だ。その前の4つ目のラッパでは、太陽、月、星の3分の一が暗くなるそうだ、そこでこの比喩を国旗のデザインに重ね合わせてみると、だんだん私の心も暗くなってしまった。 ところで、さらに寒気がしてくるのが6つ目のラッパだった、ここにはこのような記述がある。 四人の天使が人間の三分の一を殺した。 生き残った人間は相変わらず悪霊、金、銀、銅、石の偶像を拝んだ
- 天使に渡された小さな巻物を食べた。腹には苦いが、口には甘い(ここでは何かの契約のことか示されているようだ)
- 二人の証人が殺されるが生き返る(何のことについての証人だろうか?) ウェキペディアより
私はこれをG7の主要国に当てはめ、金銀銅を金融に置き換えてみると黙示録と現在の世界情勢は何やら重なってくるように感じて唖然としてしまった。これが神の見えざる手によるものなら諦めるより他ないが、これが何者かに仕組まれたものだったとすれば、回避を祈ることは不遜なこととは思えないのだ。 とはいえ、今日もロシア寄りの発言を国会でしたとして、発言した議員を雑誌が叩いていた。今の世界情勢からみれば公の場でこのような発言をすることは、このベテラン議員にとってどれほどの反発が来るか、予想がつかないことではないだろう、やはり覚悟の発言なのだと思える。私は実際にこの発言を聞いていないので発言の内容についてコメントはできない。 しかしながら、この発言がどのような結果を望んでの発言だったのかという予想はつく。あくまでも予想ではあるが、氏の発言はこの戦争についての終結まで考慮した結果であると私は考えている。 どういう事かといえば、私は逆に、煽り記事とも思われるこのような記事を書いた記者に対して、「一体あなたはこの戦争の終結を、どのように考えているのか」と聞いてみたい。今のところ他のマスコミからも具体的な戦争終結の道筋を聞いたことがないからだ。良く聞こえてくるのは、おおよそはこの戦争は長引くという論調だけだ。私はこの様な無責任なマスコミの論調に憤りを感じている。 では戦闘が継続されて長引く間、戦場となる地域の住民はどのような生活をしなければならないのだろうか、暗闇の中で次の瞬間、自分の肢体が吹き飛ばされる恐怖と常に闘っているのだ。 もし停戦では正義が果たされないというのであれば、なぜ双方の主張が公的な場で検証されないのだろうか、このことを国連が公平な立場で議論したとするなら、具体的にロシアの主張のどこに受け入れられない理由があるのか明確な事実を世界に発信するべきである。ところがこれまで、国連から発信されてきた情報は、審議というよりは、むしろ一方的な非難と多数決の結果である。 残念ながらこのような結果からもたらされるのは、憎しみと悲劇でしかない。生命が生き残る選択肢は、喰うか喰われるかの選択と、妥協して共存するかの選択より他ない。