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2023年 今夜もホットペッパーJAZZ

2024年4月9日gallery,ようこそ#音楽 #JAZZ

ジャズのライブは雑音がよく似合う、掛け声や拍手以外にも、食器のぶつかる音や話し声など全く演奏に関係のない音が、その場の空気感まで伝えてくる。時にはウッドベースなのか、奏者の鼻歌なのかそんな音まで聞こえてくる、つまりJAZZはノリがすべての音楽のようなのだ。

こういうのを今の言葉で表現するとリア充というのだろうか、音楽の表現とは全く必要のない出来事との出会いも演奏の空間を演出しているようだ、そう考えるとリア充とは、音楽に例えるとJAZZのような一回きりの演奏を肯定して生きることだと言えないだろうか。話は大きくそれるがこんなことを書いたのは、最近アニメのハケンという映画をTVの再放送で見たからだ、私はその中に出てくるリア充という言葉に、妙な引っ掛かりを感じていた、それは2次元愛には何故リアルとの溝を感じるのだろうかという疑問からだ。

そこで2次元愛とリア充についての本質的な違いを考えると、研ぎ澄まされた観念の世界に生きる2次元愛かか、雑味と観念の共存を生きるリア充かの違いではないだろうか。このことを音楽に例えると静寂の中に表現を求めるクラシック音楽のような、完璧な調和の世界か、偶然と関わりながら表現されるJAZZの世界なのではないだろうか、ちなみに私の思いは、どっちかと聞かれれば、それはその場の私が決めることだと思っている。