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新日本を護るために

2024年11月21日gallery,ようこそ日本を護るために

2024年 11月12日 メッセージの裏側

全ての物事は多面的である、もっと言えば見る側の視点によって受け取る結果が違うとした方が正しいのかもしれない。昨日は首班指名選挙により、また新しい政府が誕生した。とはいえ与党が過半数を取れていない現状での政権運営は極めて不安定で、いつでも迷走しかねない状況なのである。

一方視点を変えれば、これこそ理想の状態と受け取る方も居るに違いない。そんなことを思いながら先ほどネットで現代ビジネスに掲載された矢部宏冶氏の記事を読んだ、この方がどのような思想をお持ちの方なのかは分からないが、記事の内容は日米安保と日米合同委員会についての事が書かれていた。なるほどこの記事の通りであれば、30年にもわたる日本の衰退も理解することが出来るというものだ。要するに日本の復活を考えれば、ここを変えなければ、これからもどのような政策をとったとしても所詮、絵に描いた餅にしかならないということなのだ。

このことを踏まえ、日本の再生を考えるためには、結局、自国の領土は自国民が守るという極めてシンプルな結論に至ってしまう。これによりアメリカ軍の日本駐留とういう事実を変えない限り日本の経済的復興ばかりか、日本の主権、日本の繁栄は有り得ないのである。

このような日本の状況に対しトロランプ次期大統領の発言は、実に的確でウィットに富んでいる。「国防のただ乗りは許さん」というかなり高圧的にも受け取れる発言ではあるが、この言葉は内政干渉ではなく、あくまでも自国民への主張であり、この言葉を受けて、相手国がどのような行動をとるかは相手国の自由なのだ。穿った見方かも知れないが、私はこのメッセージの裏側には日本再生のチャンスが隠されていると思っている。

とはいえこれは日本側の問題になるが、この言葉を正しく理解し、日本の復興に取り組める政治家が、果たして日本にどれほどいるだろうかという問題になる。当然これは日本の命運を左右する大問題で、問題解決のためには、その前に憲法問題が大きく立ちはだかっている。という事は政治家にとってこの問題を解決するためには命を懸けた戦いになるだろうことは容易に想像がつくのだ。私が高市氏が総理大臣に望ましいと思うのは、これまでこのような逆境をものともせず、経済安全保障担当大臣時代には大きな功績を残された実績があるからだ。

あらためて現在の日本経済がどれほど異常な状態にあるのかといえば、国としてのGDPは世界4位なのにもかかわらず、国民一人当たりのGDPになおすと、キプロスの次の順位である34位にまで急落してしまう。因みに国別のGDPでばキプロスの順位は109位となる、それでは国民生活にとってどちらの政府が、国民に優しい政治を行っているかと見れば、結果は明らかなのではないだろうか。日本復興のために政党派閥を超えた心ある政治家の結集を願っている。