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新日本を護るために

2024年10月18日gallery,ようこそ日本を護るために

2024年 9月23日 先人が目指した経済

といっても経済の学問をしようというのではなく、落語を聞いていると昔の人がどんな思いで暮らしていたのかよくわかる。同じことを現代の人はサスティナビリティ経済ともいわれるようだが、日本には300年も前から近江商人の目指す三方良しの循環型経済が存在していて、現代の日本人はこの世界を思い出すだけで循環型経済を実現できるのではないだろうか。

とかく経済はお金儲けの話しのように思われるかもしれないが、昔の日本人が実現しようとしていた社会は個人が自分の利益を増やすことで達成できるものではなかった。目指すところは商いに励むことによって顧客や社会全体にますます喜びがあふれるということを目指していたのではないか。つまり商いは社会の潤いにならなければならないというのが日本の先人たちが目指した経済の姿ではなかっただろうか。

ところが現代の我々が経済に受けるイメージはどうだろうか、経済とは利益の搾取がごとき印象は無いだろうか、儲ける人、儲けられない人のいることは今も昔も変わりが無いが、先人がそのことを指して搾取されているなどという発想は聞いたことがない。問題は現代のような殺伐とした労使関係は昔の日本には存在していなかったということではないだろうか。それはつまりそのような発想が日本にはなかったからで、経済は共に喜び合う中に生まれるということが先人の目指すところだったのではないだろうか。