続 盾つく虫も好き好き
2026年 5月1日 指標から覗く世界

今日もメディアから様々な情報が伝えられてくるが、今朝の経済番組ではアメリカの決算が伝えられていた。そして意外に思えたのはそこから伝えられるアメリカ経済の状況はすこぶる良好という印象を受けたことだ。というのもイラン戦争に肩入れしたトランプ大統領はインフレ圧力から孤立を深めているという印象をマスコミの報道により持っていたからだ。そのことは、今回アメリカとの関係強化を図る日本も無事では済まないことに繋がるからだ。ところがこのような状況で頭を抱えているはずの首相は、原油の供給は半年どころか1年先まで目途が付いたという発表をしていたので、心強いことこの上ない。
さてアメリカの景気を示すGDPは名目、実質ともに上向いているという。しかも昨年DOGEによる改革でアメリカの雇用は相当大きな打撃を受けるものと想像されていたが、現在の失業率を見れば4.38%で2024年と比べれば微増ではあるものの2020年の失業率と比べればむしろ平均的である。因みにイランへのアメリカ軍介入で対立を深めるドイツの失業率は6.4%なので、余計なお世話かも知れないがイランの状況を傍観できる状況ではないように感じてしまう。
ところで失業率で言えば日本は2.53%と大変優秀にみえるが個人のGDPを見てみると、これは労働賃金大安売りの影響とも思えるので、この数字は素直に喜べない。因みに今日は奇しくもメーデーにあたるが、嘗てはこの日に合わせ日本の労働者も盛大なパレードを行ていた。そう思って労働組合を束ねる連合のHPを覗いてみると、今でも日本全国いたるところでメーデーの集会は開かれているようだ。とはいえ連合の目指すところは消費税賛成、憲法改正反対で自衛隊をイランに派遣することは戦争行為だというので、彼らの行く先もドイツの未来に通じているように感じてならない。
さてマスコミ界隈では、先の読めない不確実な政権という印象のトランプ政権だが、このような数字を見れば確りとした経済政策が機能していたことが分かる。むしろ私にはあるものを見ようとしないことが、このような評価に繋がっているのではと思ってしまう。