今日のできごと
２０２１年 ８月１２日 転生の意味
輪廻転生や生まれ変わりについて、在るという方がおられる以上、私はあると思っています。
思い違いだと否定的に捉えて実証することに何の益があるのでしょうか。確かにこの世の中を見渡せば、まるで、過去の記憶をもって生まれたかと思うような人が沢山います。ところで昨日もブログに載せましたが過去がリアリティーでないなら転生など起こる筈がないのではないか、このように考える方はきっと多いのだと思います。
輪廻転生は存在するのか
確かにそうなんですがリアリティーは生まれることも無ければ死ぬことも無いと昨日お話しました。
で、転生に話を戻しますが、転生とは肉体が亡んだあとそこから抜け出た魂が、新たな肉体をもって再びこの世に生れることと言われています。
わたしは、そこについてリアルとは言えないと思っています。冒頭「輪廻転生はあってもいい」と言いながら手のひらを返したように受け取られるかもしれませんが、あると言ったのはそのような体験についてです。体験したということはその人にとって紛れもない事実でしょう。
輪廻の正体
ややこしいのは、私がリアリティーと言っているのは存在そのもののことで、私たちが目の当りにしている現象のことではありません。私は存在という世界と現象という世界を分けて認識するようにしています。この世にそんな仕切りは無いのですが、話を整理するための方便です。そのような考え方に立つと、現象こそが輪廻転生の正体ではないか、なぜならそれは、記憶であり歴史の世界だからです。つまりリアリティーの存在というよりは夢幻の世界が織りなすストーリーの世界です。であるのでいかような姿にもなりますし、望む解釈でとらえることが出来ます。
まさに変幻自在の存在で宇宙の楽しさってこんなところに垣間見ることが出来るのだと思います。実態が無いということは、どこまでも思いの限り、その広がりを感じることが出来ます。「あーあー果てしない夢を追いかけてーぇぇえ」この歌そんな深い歌だったんだ。