G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

思考ラボ

2024年3月1日gallery,ようこそ

2024年 2月8日 私の現実、貴方の現実

たいがい見えているものが同じなら現実に違いはないと思われるはずだ。では見えているものとは何かといえば、二つの目ん玉に空いた小さな穴から入ってくる風景のことだろう。因みに肉眼で見渡せる範囲といえば、どれほどあるかといえば、2メートルの身長の人が見渡せる範囲はせいぜい5キロ四方までで、これ以上の範囲における情報はすべて伝聞となる。

ところが現代の人間は、科学技術の発達により、これらの情報を文字や画像によって世界中の情報をリアルタイムで知ることが出来るようになった。

ところで、これらの情報は個性や受け取る環境によって全く違った受け取られ方をしてしまう。例えばスポーツの世界では贔屓の選手が勝てば嬉しいニュースとなり、そのまた逆は悲しいニュースとなってしまい、まさに十人十色のようである。ではこのニュースが全く事実と違っていた場合はどうなるだろうか、しかもそれが人の命や国の命運にかかわる情報だったとしたら。いままでもマスコミの偏向報道という話題が、日本中を駆け巡ったことがあったが、果たして現在のマスコミ報道は公平な報道だと言えるのだろうか。この点で私は海外の報道と日本の報道には、かなりの違いがあることを感じている。

例えば、先日記事にしたトラクターのデモは、日本のマスコミで取り上げられていただろうか。この話題は世界の食糧問題を考えるうえでとても大切な情報のはずだ。また現在敵対しているロシアの経済状況について、正しい情報が伝わっていると言えるのだろうか、というのも、日本で受け取るロシアの経済状況は、西側の経済制裁や戦争の長期化によって瀕死の状態だと言われている。ところが最近のニュースではこの見方に大きな変化が起こっている。参考1参考2、参考3

取り敢えず公平性を保つために時系列で報道機関3社の動画を貼ってみた。普段このような仕方でニュースの視聴はしないと思うが、同じ現実に対し多様な捉え方があることが良く分かる。とはいえこれが巨人阪神戦なら影響はバーゲンセールで済むのかもしれないが、ここに掲載した情報には紛れもなく人の命が関わってくる。情報の捉え方によっては国家自体が大変なことになりかねないからだ。

因みに昨日は北方領土の日ということで、首相はこれについて「政府として領土問題を解決し、平和条約を締結するという方針を堅持する」と語ったそうだ。とはいえこのような挨拶はこの問題が起きてからずっと言われてきたことなのだが、こと今に至ってはこの言葉が誠実に果たされない場合、大変な悲劇が日本にもたらされることになる。先日その可能性として北朝鮮軍の南下を問題提起させてもらったが、様々な情報によると、すでにその兆候が見られているそうだ。こんなことが起これば、対岸の火事では済まされない。そうなった場合、相当数の難民が出てしまう可能性が高いからだ。ましてやその中に工作員などが潜んでいた場合など、このようなことに対する対策について防衛大綱には具体的に記されていない。もしこんなことが起これば、以前問題にした関東大震災での事件がまたもや発生する可能性すら残されている。

ではこれまで何故、領土問題は解決されなかったのか、その原因は日米安保による地位協定にある。つまり日本が国軍を保有し独立した立場を取らなければ、日本はロシアとの平和条約を締結し領土問題を解決するということは永遠に出来ない。私は昨日あった首相の弁をこのことを十分踏まえたうえでの挨拶と捉えたい。

ではこのような平和条約が締結され国交が正常化された場合を考えると、このことでロシアは日本海、太平洋上での海上輸送における安全が確保できるようになる。そのためこの地域における武力紛争の可能性は、かなり低く抑えられるようになると思える。というのも海軍力に劣る北朝鮮にロシアが肩入れし、新たな武力紛争により国を疲弊させることは、これから選挙を控えるプーチン氏にとってあまり良い選択とはならない。むしろ日本との平和条約を締結することで、経済発展を続ける中国に対して優位に立つことが出来れば、これほどロシア国民にとって喜ばしいことはない。また、ロシアの経済発展のことを考えれば、いつまでも北方の島々に固執することよりも遥かに魅力的な選択に映るに違いない。

とはいえ、先日紹介した防衛大綱に記載されている「力による一方的な現状変更は認めない」という立場のままこのようなアクロバットは可能だろうか、これまであった政府の政策を見れば、どんな常識も踏み越えてしまいそうに思えるのだが、我々日本国民にとっても、これを現実とするために、これまでの認識を改めなければならないのではないだろうか。

gallery,ようこそ

Posted by makotoazuma