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独立自尊 奥の細道

2024年2月2日gallery,ようこそ,絵本墨絵 俳句

奥の細道と龍神信仰

どうしてこのことが奥の細道と繋がるのか、私もTOLAND・VLOGの紹介がなければそのような繋がりを考えようもなかったのだが、あらためて不思議なご縁を感じたので記録にとどめたいと思っている。このことは天皇陛下が世界に発信した「日本の超古代信仰」について紹介された、彼らの動画による。

動画によると2022年第4回アジア太平洋水サミットで、天皇陛下によるスピーチがあった。そのなかで今上陛下は、日本における超古代信仰について語られた。ところで超古代信仰とは天照大御神による統治以前にあった土着の信仰ということだ。その特徴は日本における4つの山でまつられる巨岩や龍蛇に見られるそうだ。その4つの山岳とは富士山、大山、白山、大峰山だ。ところで奥の細道で芭蕉は、いずれの山でも直接句を詠むことはなかったが、不思議と奥の細道にそのかかわりを見つけることが出来る。

このなかで、富士山と大峰山については、奥の細道のルートから外れているが、芭蕉はそのいずれの山についても、実際に訪れ、各所で句を残している。

ところで奥の細道のルートから外れてはいるが、超古代信仰にとって重要な山がある。それが大峰山で、そこについては栃木県大田原市にある光明寺修験堂に関りがみられる。そこで詠まれた句に「夏山に足駄を拝む̚首途哉」という句があり、私はこの句にある足駄を修験者の履いた下駄ではないかと思っているのだが、この修験堂にまつわる役行者こそ奈良県吉野にある大峰山を開山した行者である。

そしてその大峰山に祀られているのが、龍の化身とされる天河弁才天である。不思議なことにこの弁才天は八本の腕を持ち、頭に宇賀神をいただくという不思議なお姿をしておられる。また、日本海側にある白山に祀られるククリヒメノミコトも龍の化身、瀬織津姫とされていることから、やはり龍神との関係を語られている。

しかもこの関係に大国主命も関りが出てくるのだそうなので、私は何の脈絡も無くブログに載せた神様が、次々出番を待っていたように登場してくるので不思議なご縁にただただ驚くばかりなのだ。これを確率や人間原理だけでは、とても説明のつかないことだと思っている。私にとってつぎつぎ起こる不思議な出来事を私は、ただ事実として受け止めるしかできない。

さてここで、改めて今上陛下が超古代史に触れ全世界に向けてスピーチをされたということには、やはりこの世の計らい以上のことがあっただと思っている。おそらくは人類の起源に関わるお聡があったのではないかと思っているのだが、そうだとすればその意ができるだけ広く伝わることを願うばかりだ。