2022年 輝く星空の庭
このタイトルも後付けで、白いキャンバスを目の間においても何のイメージも持たないまま、ウルトラマリンをペインティングナイフで画面に引き延ばす。コバルトブルーを少しおいてみたが2種類の青はお互い響きあってくれるだろうか。
これから、夜空を見上げる機会も増えると思うが、絵のイメージは夜空に輝く星が雪のように降り注いでお祭りのようだ。
ところで星にまつわる物語といえば、サンテグジュペリの星の王子様や宮沢賢治の銀河鉄道の夜など、いずれの物語もとても美しい。とはいえいずれの結末もちょっと切なく、色に例えるとすれば宝石を砕いたラピスラズリだろうか、そのラピスラズリが持つ意味は、幸運を招くというほかに、神に導かれる道、または神に繋がる道という意味もあるそうなのだ。ということは、その道は人間にとってやはり切ないものなのだろうか。参考