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今日は好日Vol.2

2024年1月5日gallery,ようこそ,自作俳句絵画 無意識

2023年 4月5日 サミットへ向けて

今朝の経済番組から、岸田首相が脱炭素エネルギーとして水素エネルギーの開発に対し15兆円規模の投資を決定したという報道があった。このタイミングでの発表はさすがというより他ない。というのも脱炭素を維持しながらエネルギーを確保することは、世界が抱える難問だからだ。そのため世界各国ではすでに脱炭素の取り組みに対し、あきらめと修正が出始めているほどだ。

このことに対し日本のエネルギー政策は、その答えを日本が先駆けて世界に示すことになる。これまでも日本において何度も経済サミットは開催されてきたが、私にはサミットで日本が世界に向けて、重要な何かのリーダーシップを発揮したという記憶がない。私がサミットで印象に残っているのは、会食の風景と観光地を巡る要人の姿くらいだ。

今回のサミットは日本以外は、すべてNATO加盟国であることから戦時でのサミットという大変難しい状況の中でのサミットになる。しかも今のヨーロッパは、インフレとエネルギー危機、さらに金融不安を同時に抱える混乱の真っ最中である。またアメリカにおいても2年後の大統領選を控え、国を2分する混乱が続いている現状だ。このような環境で日本から世界に向け、エネルギー問題解決の糸口を示せることは歴代サミットの中でも偉業というより他ない。欲を言えばきりがないが、もしこのサミットにおいて戦争終結の講和が図られたならば、全世界においてこのサミットの重要性はさらに高まり、広島サミットは世界の歴史に刻まれるはずだ。