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2023年 日本を護るために

2024年9月6日gallery,ようこそ,今日のできごと

2024年 6月5日 2度のホロコーストで思うこと

昨日3つか4つの女の子が朝から始まった爆撃音に耳を塞ぎ「死にたくない」と絶叫している動画を見た。これがラファという言う地域に住む子供たちの日常なのだそうだ。ラファというのはイスラエルガザ地区の最南端でエジプトとの国境に接している。因みにさきごろ武装集団ハマスとの戦闘が始まったガザ市内で、そこから、住民がイスラエル軍に避難誘導され一斉に向かった地域なのである。そこには武装どころか着の身着のままで非難したパレスチナ住民が仮の住まいとしてテント暮らしをしている、この避難民に対しイスラエルは空爆を行ったそうだ。

この戦争が起こった当初は、ハマスによる地下壕とパレスチナ住民は生活圏を混在させていたそうなので、一方的にイスラエルの攻撃を非難することは難しかった。ところが今回の事件は、パレスチナ住民を避難先として向かわせた地域への攻撃で、これは国連憲章が謳う基本的人権に対するハッキリとした挑戦である。これが許されるのであれば国連や、その理念のもとに創られた多くの国際機関は即刻その存在意義を失うことになる。とはいえ私はいずれのホロコーストも国が定まらず、無抵抗の民にもたらされた悲劇と考えている。

このような現実を目の当たりにすれば、武装を放棄するということが、いかに現実離れしていて、国民の生命を危険にさらす行為なのか、この際、日本も真剣に考える必要があるだろう。実際この戦争が起こった当初、自衛隊は今の憲法のおかげで邦人救出が全くできなかった。日本国民はこのような現実にもっと目を向けるべきではないのだろうか。こればかりでなく先ごろ行われたメキシコの大統領選挙でも、武装化が進むマフィアによって、それに対抗する多くの選挙候補が暗殺や銃撃にあっていた。結局この危機に対抗する為にメキシコ政府は、国軍によって大統領候補者の安全を守り大統領選挙を無事終えることが出来たのだ。このように、いずれの悲劇も教訓とすれば、無抵抗でいることが平和を生むのではなく、平和を維持するという毅然とした態度がなければ、結局のところ平和で秩序ある社会は維持することが出来ないのだ。