令和 あくび指南
２０２５年 １月１５日 天下御免
１月５日から始まった大河ドラマで鎌倉殿の１３人活躍された大泉洋氏に続き、ナックスの安田顕氏が平賀源内役で登場と言う事を知り北海道出身の俳優さんが次々活躍される様子はとても誇らしい。とはいえ平賀源内と聞いて頭に浮かんできたのは１９７１年にNHKで放送されたドラマ天下御免という時代劇のようなコメディーのようなとにかく毎回放送が楽しみな番組だった。今でもドラマのテーマ曲が浮かんでくるがウェキペディアで確認してみると作曲は山本直純と言う事でなるほどと感心してしまう。
そして主役の山口崇氏を初め登場され役者さんは、今振り返ると名優ばかり登場していたように感じて、とても贅沢な配役に思えるのだ。今回の大河べらぼうもきっとそんな思いで、これから懐かしむ方が居られるに違いない。とはいえ吉原から始まる大河ドラマは前代未聞で、前回の光る君へに続き挑戦的な作品が続いている。中でも渡辺謙氏の演じる老中田沼意次の解釈は、これまで金権まみれの悪徳老中というレッテルから、今回描かれる田沼意次は、国益という言葉を使って世の中を捉える逸材のようでもある。
さてこのドラマは配役にもかなり挑戦的な試みがあった。それはこれまでどくろのようなメークでパラパラ漫画を披露する鉄拳氏が素顔で登場されるそうだ。日曜美術館ではメークのままだったが、どんなキャラクター作りをされたのか放送が楽しみだ。こんな絵師はいやだと言っても笑えない設定だとどうなんでしょう。