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新日本を護るために

2024年11月21日gallery,ようこそ日本を護るために

2024年 11月21日 恥の基準

今月の14日から17日までペルーのリマにおいてAPECリーダー会議が行われた。ここではアジア太平洋における経済、貿易について話し合が持たれた。ところがこの会議で日本の首相がとった態度に巷から非難の声が上がっている。どのような態度かといえば会議が始まる前に各国首脳が足しげく挨拶回りをしている中、初めてこの会議に臨んだ日本の首脳は、各国首脳を着席のまま迎え、握手を交わしている映像が世界中に配信された。しかも、これを内閣府の幹部は、マナーとして問題ないとしていることもさらに政府に対する不評を買っている。

とはいえ日本の社長さんが集まる商工会における年中行事でも、このような場面では足しげく名刺交換に臨むのは常識なのではないだろうか。ましてや幾多の選挙戦を勝ち抜き日本を代表する立場の方がこの態度というのは、もはや公人の立場すら意識がないのではと思ってしまう。確かにこれが広大な帝国を支配する皇帝の立場であれば、着席のまま挨拶をかわしても間違いとは言えないのかもしれない。

それにしても、たといどれほど巨大な帝国であっても間違った皇帝による統治は、帝国そのものを滅ぼしかねないのだ。巨大な帝国といえば誰もが、真っ先に古代ローマ帝国を思い浮かべるだろう。ところがこの1500年にも及ぶ大帝国の終焉は以外にもあっけなかった。それは分裂の歴史であり、異国文化との共存の難しさなのかもしれない。なかでも象徴的なのが西ローマ帝国の終焉だろう。というのも西ローマ帝国の初代皇帝となったホノリウスは、異民族からの攻撃を撃退し帝国の維持に努めた最大の功労者スティリコを、こともあろうに処刑してしまったのだという、これにはローマ市民の怒りが収まらず、結局大帝国の終焉を迎えることになったという。このお話しは「退屈ブレイキング」というブログにあったものだが、どこかで聞いたことのあるお話しのようにも感じる。

今のところ現首相は自民党総裁であり、この自民党は2022年の参院選において大勝利を治め過半数を維持できたのは、安倍政治を引き継ぐという公約あってこその勝利だろう。ところがこの政治を引き継ぐ安倍派議員は今回の参議院選で帳簿の不記載による裏金議員の汚名を着せられることになった。そればかりか、選挙公示前の土壇場で、党の公認取り消しという裸同然の状態で放り出されたのである。これではまるで安倍氏からの恩を仇で返すやり口に思われても仕方がない。私にはこの仕打ちを西ローマ皇帝が帝国一番の功労者を処刑するという暴挙に重なってならない。

さてこの内閣、組閣の内容から次の思惑が透けて見えるという。その内容はLGBT法案に続き、立憲民主党と結託して選択的夫婦別姓法案を通すのではないかと言われている。(山口インテリジェンスアイ動画による)

さてこれほど絶望的な日本の状況に対しアメリカで進められている人事の情報は、人類にとって明るい希望に満ちている。同じ人事の情報でもアメリカと日本では伝えられる情報の違いに唖然としてしまう。というのもこれからアメリカで表面化してくることは、何故ウクライナ戦争は起こったのか、ワクチン接種による健康被害についての問題、移民政策による治安の悪化など、これらについては優先課題として大きなメスが入るそうだ。このようなことが表に出れば、これを推進してきた者たちの末路は火を見るより明らかだ、ということは、これによる責任追及を受ける前に、一刻も早く表舞台から逃げ去る他ないそれほど深刻な問題なのだ。