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2024年11月21日gallery,ようこそ

2024年 9月9日 日本の度量

あいつは小さい奴だなどと、日本人が侮蔑を込めて言うときは、ほとんどの場合は容姿ではなく度量と言われる心の広さを指す。これがどれほどの広さかといえば、命を掛けた戦いにおいてその敵将に対する処遇にまで及んで ...

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人は何故祈るのか、これについては、いろんな人がいろんな表現をされているところだと思う。ただ言えることは人はこの世界をどのように捉えているかによってその表現は変わってしまう。

たとえば、古代の人は目の前にある自然の恵みにひた ...

2024年11月20日gallery,ようこそ

2024年 1月5日 よけいなことをコツコツと

落語の噺にあくび指南という演目があります。平和が続き生活に落ち着きが出てくると人間は自分の生業とは別の可能性を求めるようです。いわゆる世間に認められた教養や人様に好まれる芸事を身につけるな ...

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生きてる人は皆 温かい

でも 生きてる人は皆うそをつく そのうち

生きてる人が集まって もっと大きな噓になる

だから生きてる人は皆 騙される 困ったことに

生きてる人が集まると 正気の人 ...

2023年12月10日gallery,ようこそ

般若心経の冒頭には観自在菩薩と書かれている、この呼び名のほかに観音菩薩、観世音菩薩の呼び名があり前者は玄奘三蔵、後者は鳩摩羅什の漢訳なのだそうだ。ちなみに私の好みで言えば観自在という言葉により心が惹かれる、とはいえこの観自在にも己があ ...

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不動明王のお姿のつもりで描いたが、私が描くとなんだかテルマエロマエのように感じてしまう。本来この仏さまはヒンズー教のシバ神の姿でもあるらしい、その姿を仏教では剣で煩悩を断ち切り、手に持った鎖で地獄に落ちた亡者を救い上げてくれるそうなの ...

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今年も年賀状フリー素材です。当ブログご愛読者の皆様に感謝の気持ちをこめて描きました。来年の干支龍と不老長寿を表す蓬莱山のモチーフを組み合わせ「龍至蓬莱」と題しました。

激動の只中ですが、来年こそ皆様にとって平和と希望溢れる ...

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なんでもいいからこれ以上武器を持たない人を殺さないでくれ!世の中に恨みをまき散らさないでくれ!

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今年の赤光社美術展出品作品だ、暗いニュースに引きずられ重い雰囲気の画面になってしまった。なるべく作為的な作品は避けたかったが空に浮かぶ四角形が結局扉のイメージを呼び起こしてくれた。扉は内と外という二つの世界を繋いだり遮るものになったり ...

2023年11月17日gallery,ようこそ

子供の頃、映画館でピノキオの映画を視た。どんなストーリーかはすっかり忘れてしまったが、確か子供がロバにされてサーカスに売られてしまうという、結構怖い内容のストーリーだったように思う。今となっては、どうやってピノキオがクジラの腹から脱出 ...

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6月22日野見山暁治画伯の訃報が伝えられた。美術界にとって大変な功績を残された方だが、ではどんな画風かと問われて簡単に答えることのできる方は少ないのではないだろうか。というのも画伯の作風は生涯にわたって常に変化し、むしろ型に嵌められる ...

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迷路の中の赤い帽子と白い帽子の人影、その周りを競走馬が回っているという仮想の景色。私がこれを描いてからほぼ30年がたってしまった。ところでこの絵の基になったイメージはさらに古く、実は私が小学校入学時に受けた衝撃的な印象をもとにしている ...

2024年4月22日gallery,ようこそ

私にとって人間は良くも悪くも服を着た歴史ではないかと思っている。だからと言って歴史の学問をしなければ人間じゃないといっているのではない。人間の今の在りようは、意識しようがしまいが時間で繋がれた歴史の結果なのだ。

とはいえそ ...

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この思いなくして、夢を語ることはできない。ヒロイズムは理想という思いを現象世界に投影させることだ。とはいえ現象世界でそんなことを望めば、悲しいことに、その実現のためにはそれなりの自己犠牲と引き換えになる。だからこそ理想について時代や社 ...

2024年4月22日gallery,ようこそ

今でも語り継がれる寓話の世界、私たちはイソップ物語ということを知らなくても、アリとキリギリス、北風と太陽などの物語は、世界中知らない人はいないだろう、そしてこの両方の物語は、公的な場所やとてもシリアスな場面でも時々引用されることがある ...