G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

2023年 日本を護るために

2024年9月6日gallery,ようこそ,今日のできごと

2024年 5月28日 円安は日銀総裁の発言によるものなのか?

【スクープ】岸田首相が「日銀総裁を叱った」…!? 円安を加速させる「いいカモ」植田総裁の失言に、政権も財務省も「なんとかならんか」と大激怒

この話題も飽きるほどしてきたが、プロパガンダの恐ろしさはまさにこのしつこさにある。今日も現代ビジネスの記事からこのような見出しの情報が流された。この表題を読めば日銀総裁が不用意な発言をして今の円安を招いてしまったとしかとり様がない。この記事では「4月26日の金融政策決定会合後の記者会見で足元の円安について「基調的な物価上昇率に今のところ大きな影響はない」と発言したことが仇となり」つまりこの記事はじめ内閣は円安傾向が見られれば直ちに利上げに踏み切ると言った日銀総裁のコメントを期待していたのかもしれないが、庶民としては利上げによる直接的な影響を考えれば、胸をなでおろす思いなのである。

ところで、急激な円安になった場合真っ先に求められるオペレーションといえば為替介入がある。とはいえ為替介入については財務省が日銀に対して指示しなければならない事案である。つまり円安の対応を迫られるのは真っ先に今の内閣なのである。そして円安に伴い起こるエネルギー価格の高騰に対しても政府は政策の責任を問われることになる。この対応について聞こえてくるところでは補助金の打ち切りによる電気代の高騰だ。これを価格に転嫁できない企業は、これから軒並み倒産という深刻な事態に陥る。この状況を海外の投資家は見逃さないだろう、円安に見舞われ瀕死の日本の中小企業は一斉に買いたたかれるに違いない。これがマスコミが煽る日本経済の行く末だと思うとあまりにも悲惨だ。