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令和 あくび指南

2024年9月30日gallery,ようこそ

2024年 2月20日 雅は みやび

 

うちの道長

 

 

 

 

 

大河ドラマの光る君をみていると、平安貴族がテーマなだけあってどんなシリアスなストーリーであっても全体的感じる雰囲気はいつも華やいでいる。そしてその様子を言葉にすると、まさに雅という言葉がぴったりに感じる。因みにこの言葉は中国の古い美意識の一つなのだそうだが、元がどうあれ現代まで途絶えず、この雅という言葉を伝えてきたのは、日本をおいて他ないと思っている。というのもドラマに登場する衣装や建築物の美しさにもまして、洗練された所作やそこで使われる言葉の豊かさなど、まるですべての生活様式にそのこだわりが感じられてくるからだ。

このような片鱗は現代に伝わるかるた遊びとして現代の我々にも伝わっている。とはいえ昔のかるた遊びは家族を中心に親しまれた娯楽だったが、ざんねんながら、家族の在り方が多様化してきた現代においては、簡単に昔の生活様式を押し付けることは出来ない。このような環境にあっては競技としてでもいいから、末永く日本の心として受け継がれてほしいと思うのだ。

ではなぜ私が百人一首に拘るかといえば、百人一首は人間の心のありようを表現した掛け替えのない文化だからだ。しかもここに掲載された短歌は国を挙げて、他の何よりも大切に受け継がれてきたのである。つまり日本人にとって和歌は掛け替えのない宝であり、これを大切に思うということは、日本人が人の心を最も大切に思っているという証拠でもある。

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Posted by makotoazuma