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令和 あくび指南

2024年5月6日gallery,ようこそ

2024年 1月18日 感謝を伝えたら奇跡が起こった

昨晩、前にもこのブログで紹介させてもらったTLAND VLOGさんの動画にペンキ画家のSHOGEN氏が出演されていた。前回はショーゲンさんがティンガティンガというペンキ画を学ぶために訪れたタンザニアにあるブンジュ村での出来事を中心に話されていた。そして今回は帰国後日本全国で行った学校での体験談を語られていた。そこで語られていたのは感謝の言葉を相手に伝えることで実際に起こった奇跡のような出来事についてだ。その奇跡とは、自分の思うところを理解してもらえるまで丁寧に伝えることによってもたらされるそうなのだが、ともすれば伝えたという行為が目的であるように誤解されてしまう。ところが、実際は相手に自分の思うところが確り伝わっているかどうかが大切なのだと。

私はこの動画を見るまで、今流れる世の中のニュースで沈鬱な思いに襲われていた。というのもそんなニュースの裏側には何かしらの闇が潜んでいるのではないかという猜疑心で一杯になっていたからだ。おりしも私は最近コンゴ共和国という同じアフリカの国について気になっていたことがあった。それはこの国がリチュウムイオン電池の原料となるコバルトを世界一産出する世界一の資源国なにもかかわらず、この国で暮らす子供たちの様子は、私にとって先進国目線の豊かさとは程遠い暮らしのように見えた。というのも私が目にした動画ではカメラの前に集まった子供たちは皆、穴の開いたままの衣服を身に纏っていて、そこから薪を担いで9キロ先にある市場で売りに行くそうなのだ。

何を言いたいのかといえば、彼らは豊かな資源国に生まれながらも何故これほど困窮しているように見えるのか、不思議なのは彼らは身体能力も頭脳も世界の最先端である国で彼らの末裔は暮らしている。にも拘らず、アフリカといえば常に貧しいイメージが付きまとう。私の想像を言えば、彼らはその最先端と言われる社会生活を望んではいないからなのではないのだろうか。確かに現在の先進国と言われる国の抱える社会問題にはまるで救いがたいものがある。例えば自分の考えと合わないものはすぐに排除しようとする、また成功者が弱みを見せればそれに乗っかり相手を叩き潰す、そればかりではない、誠実につつましく暮らしている者であっても、なんの関係もない戦争で大量破壊兵器による滅亡の恐怖にさらされている。

そんな思いの中、昨日の動画は私たちを喜びの世界へと導くものだった。今この瞬間に思いを込めて、相手を思いやる心が自ずと未来を明るく照らしてくれるそうなのだ、そう思うとなんだか希望が湧いてきた。SHOGENさん、TLAND VLOGさんありがとう。

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Posted by makotoazuma