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令和 あくび指南

2025年1月15日gallery,ようこそ

2025年 1月14日 世界はどこに向かっているのか

昨年アメリカ大統領選でトランプ氏の勝利が決まり、世界は大きな変化を迎えようとしている。さてこの変化を私は有史以来人類の大きな変化のように私は感じている。では何故これほど私が、この変化について大袈裟な表現を使うのかといえば、この変化は人類の価値観そのものが問われる変化だと思うからだ。

具体的に言うとこれまで経済力の優劣が物事の判断基準とされてきたのだが、どうやらここから先の世界は、これまでの価値観に固執する人々と、経済と精神的満足のバランスを考る人々に分かれる時代になるのではないだろうか。つまりこれまでのように物質的優位性だけでは世界の流れを理解することは出来ないのだ。

このような考えを突き詰めていくと、この流れはイデオロギーありきの社会なのか、人類ありきのイデオロギーなのかという問題に繋がる、そうなればそのことは当然絶対的存在に対する思いにも繋がってくるはずなのだ。

ではこのようなことを踏まえて、これからアメリカの進む方向を見てみると、アメリカはこれまでの武力を背景とした覇権主義や帝国主義とは距離を置こうとしているように見える。とはいえ、このことはグリーランドやカナダに対するトランプ氏の発言とは矛盾しているようにとられるかもしれないが、第一次トランプ政権発足時、真っ先に築かれたメキシコ国境の壁がそのヒントになるだろう。つまりアメリカファーストを実現するためには明確な境界線が必要となるのである。

とはいえ世界各国が価値観の共有できる世界であれば、このような物理的壁構築というのは無用の長物に違いない。

私はこれに対し、本来このような壁は無駄ではないかと考えているのがイーロンマスク氏ではないかと考えている。というのも氏は政権誕生前からイランやヨーロッパ各国を精力的に訪問し価値観の共有できる組織とコンタクトを持とうとしている。このような行動はアメリカ経済を孤立化させる動きとは明らかに矛盾しているからだ。そしてその行動は覇権主義や帝国主義の根絶を意味しているのだ。

これを知ってか知らずかトランプ政権誕生前のアメリカに対しEUのマスコミは、いまだにトランプ政権への攻撃を緩めないところだが、この状況は日本のマスコミも同様で、これほどの人格否定を平気で行っていながら男女の区別すら言葉に出来ない日本の報道番組はもはや常識的理解を超えている。というのも覇権主義については、これまでのナショナリズムによる動機というよりは世界的な軍産複合体による必要性という色合いが強いからだ。

さてこれまで、ワールドサプライチェーンという考え方が世界経済の中で受け入れられつつあったが、ここにきて大きな躓きが起こってしまった。これはウクライナ戦争、SDGSの取り組みという世界的な流れに次々悲惨な結果がもたらされてきたからだ。というのもウクライナ戦争によって招かれたエネルギー高騰がSDGSとの相乗効果でEU各国に取り返しのつかない経済的ダメージを起こしているからだ。

というのもEV自動車の普及失敗によりEU主要国は急激な顧雍喪失にあっているからだ。つまりワールドサプライチェーンというのは市場規模によっては、労働環境などの要求は自国民の意志が繁栄されない所で決まる可能性があるのだ。これが民主主義国だけで決定されていればさほど危機的な事にはならないかもしれないが、その中に独裁的な国が混じれば、これにより自国の主権さえ危うい羽目に陥る可能性が出て来るのである。このようなことを考慮すれば、自国の防衛装備品の要となる鋼材の統合はまさに軍事機密そのものであり、友好国としての態度の示されない国とは、経済的合理性があるにしても望めないのである。

つまりこのようなサプライチェーンの重要な部分を担う企業は国家的責任が付きまとう。この点で早々とトヨタは国際的立場を明確にし、半導体分野のサプライチェーン導入をアメリカと進めるそうだ。と言う事は、ワールドサプライチェーンというよりも2国間でのサプライチェーンの取り組みを行うと言う事なのだろう、と言う事はNISSAN、HONDA,三菱もこのような持ち株会社の設立により自動車市場の住み分けを行っては如何かと思う。つまり高価格帯ならざる負えないEVよりは、ガソリンエンジンから転用のきく水素エンジンの可能性を企業として探った方が生き残りの可能性があるのではないかと思うのだ。というのも今後アメリカ、日本が同盟国という立場を堅持できればの話だ。

さて今後の日米関係は経済的にも軍事的にも対等であって欲しいと思っている。つまり経済的にはドルと円が総合的に補完し合う関係を今後も保つべきだと思っている。そして軍事的にもアジアにおける日本の存在は両国の安全を守る存在としてあるべきと考えている。そのためには日本は軍事的にも独立できるよう憲法改正を急ぎ、アメリカ軍基地が撤退した後も地域の平和維持に貢献すべきと考える。というのも今日の東アジアの発展と平和は日本の存在なしに語ることは出来ないからだ。この点の自覚なしに政府の進める防衛論では世界貢献どころか、自国民や隊員の命さえ危ぶまれる状態だ。北米大陸と言わず太平用地域の平和を維持するためには日本の自覚と貢献が必要だ。

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Posted by makotoazuma