新日本を護るために
あいつは小さい奴だなどと、日本人が侮蔑を込めて言うときは、ほとんどの場合は容姿ではなく度量と言われる心の広さを指す。これがどれほどの広さかといえば、命を掛けた戦いにおいてその敵将に対する処遇にまで及んで ...
2024年 祈りの刻
人は何故祈るのか、これについては、いろんな人がいろんな表現をされているところだと思う。ただ言えることは人はこの世界をどのように捉えているかによってその表現は変わってしまう。
たとえば、古代の人は目の前にある自然の恵みにひた ...
2024年 夜の住人
世の中にはあたりに暗闇が迫るとようやく活動しだす人がいる。私からするとなんだか効率の悪いことのようにも感じるのだが、意外にも野生の世界では、その世界はマイノリティーではないらしい。
とはいえ人間様にとってこの世界は、より人 ...
2024年 日輪
これは太陽神の子バイエトーンの神話をイメージした作品だ。この神話は太陽の運行を馬車に例えている。この神話によると太陽神の子バイエトーンは、父からこの馬車を借り天に上ったが、馬車のコントロールを失って地上にぶつかり、その結果地上の街を焼 ...
日本国憲法を考える
こんなことは、私のような学の無いものがすることではないと思うが、先ほど国会議員逮捕の報道を知り黙っていれば世の中治まるという考えは捨てることにした。というのも我々庶民からすれば国会議員さんというのは立法府を司るいわば法律のプロだ。しか ...
令和 あくび指南
落語の噺にあくび指南という演目があります。平和が続き生活に落ち着きが出てくると人間は自分の生業とは別の可能性を求めるようです。いわゆる世間に認められた教養や人様に好まれる芸事を身につけるな ...
2023年 生きてる人は皆
生きてる人は皆 温かい
でも 生きてる人は皆うそをつく そのうち
生きてる人が集まって もっと大きな噓になる
だから生きてる人は皆 騙される 困ったことに
生きてる人が集まると 正気の人 ...
2023年 観自在Ⅳ
般若心経の冒頭には観自在菩薩と書かれている、この呼び名のほかに観音菩薩、観世音菩薩の呼び名があり前者は玄奘三蔵、後者は鳩摩羅什の漢訳なのだそうだ。ちなみに私の好みで言えば観自在という言葉により心が惹かれる、とはいえこの観自在にも己があ ...
2023年 11月12日 最後に出会う仏
不動明王のお姿のつもりで描いたが、私が描くとなんだかテルマエロマエのように感じてしまう。本来この仏さまはヒンズー教のシバ神の姿でもあるらしい、その姿を仏教では剣で煩悩を断ち切り、手に持った鎖で地獄に落ちた亡者を救い上げてくれるそうなの ...
龍至蓬莱 年賀状フリー素材です
今年も年賀状フリー素材です。当ブログご愛読者の皆様に感謝の気持ちをこめて描きました。来年の干支龍と不老長寿を表す蓬莱山のモチーフを組み合わせ「龍至蓬莱」と題しました。
激動の只中ですが、来年こそ皆様にとって平和と希望溢れる ...
2023年 SMALL WORLD
なんでもいいからこれ以上武器を持たない人を殺さないでくれ!世の中に恨みをまき散らさないでくれ!
2023年 相克の扉
今年の赤光社美術展出品作品だ、暗いニュースに引きずられ重い雰囲気の画面になってしまった。なるべく作為的な作品は避けたかったが空に浮かぶ四角形が結局扉のイメージを呼び起こしてくれた。扉は内と外という二つの世界を繋いだり遮るものになったり ...
2023年 星に願いを
子供の頃、映画館でピノキオの映画を視た。どんなストーリーかはすっかり忘れてしまったが、確か子供がロバにされてサーカスに売られてしまうという、結構怖い内容のストーリーだったように思う。今となっては、どうやってピノキオがクジラの腹から脱出 ...
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独立自尊奥の細道
令和 あくび指南
2023年 創作へのオマージュ
6月22日野見山暁治画伯の訃報が伝えられた。美術界にとって大変な功績を残された方だが、ではどんな画風かと問われて簡単に答えることのできる方は少ないのではないだろうか。というのも画伯の作風は生涯にわたって常に変化し、むしろ型に嵌められる ...