独立自尊 奥の細道
自分でも驚くほど突拍子もないことを始めてしまいました。そもそも私にとって俳句は全くご縁のない世界なのですが、日本文化のすばらしさに改めて触れてみたいという思いから、ただただ勢いで始めてし ...
1996年 ゆめⅠ
1996年の作品です。ゆめのⅡ
とついで出品しました、はじめて新道展の会員推挙を頂いた時の作品です。今見ても世の中に対してけっこう尖った見方をしていたようです。人間の営みはますます大地から離れていったい ...
1997年 底流
大きさはF50号の作品で赤光社美術展出品のための作品です。正直な話何を思いながらこの絵を描いていたのか、まったく思い出せません。
作者であっても純粋な鑑賞者です。タイトルから推理すると、目の前に見えている世界の底を流れる何 ...
1996年 ゆめⅡ
ということはゆめのⅠもあります。
いったい何の風景かといえば、我々の生活がどんどん地面から離れて存在しようとしていることへの警鐘です。
すべてのものは包装され、ショーケースに並びます。魚も肉もいったいこ ...
1998年 「仲良し」
「ノスタルジーの表現」
私にとってはノスタルジーを表現した作品なんですが、すぐに同意された方結構やばいです。
絵面の説明をしますと怪獣のような奇岩のようなモチーフが3体、大きいのと中くらいのモチーフには青く囲ん ...
北海道立函館美術館にて
1998年 2月7日から3月22日 私の住む道南の具象作家が展示されましたが、私以外は巨匠のような方々ばかりです。美術館といえば絵描きにとって夢の世界でなんともうれしい出来事でした。
私が具象表現にこだわるのは、多様なイリ ...
1997年 レダの島
この作品も何故このようなタイトルなのか今となっては分かりません。ただ特徴的なのは作品の中にカタカナの「アとン」の文字が埋め込んであって、おそらくこの頃、始まりと終わりが同時に存在する世界に関心があったのだと思いますが、その意味するとこ ...
2021年 夢のつづき
あなたが、今目の当りにしている現実、もし誰かの夢だとしたら覚めてほしいですか、覚めないでほしいですか覚めないでほしい方、大丈夫です。まず覚めることはありません。では、今すぐ覚めたい方、それがちょっと厄介です。実はすでに、2500年以上 ...
2018年 オリオン 18
不思議なことに、前回の作品に引き続きあるモチーフを潜ませてあることに気づきました。なんか他人事のようですが、私にとって無意識から来ることは、他人事のようにしか思えません。
現在制作中になっている「私の名は欲の皮に付いて ...
2017年 オリオン17
さてこの絵面、空洞の人形の中に、闇の空間が描かれています。つまり、人体の中に別の宇宙が広がっているそんなイメージなんですが、制作時には、これが何を表しているのか、それほど強く意識していませんでした。後から考えると、(只今工事中の作品 ...
2016年 オリオン 誕生
実は、この作品、サイズがF30と少し小ぶりです。展示会場の制限のため、このサイズとなりました。良くも悪くも私の転機となった作品です。
制作時は、結局自分のやってきたことは、何だったんだろうって、考え込むような時期でした ...
2000年 選民のための帝王学
これ何のイメージかわかりますか、棒グラフなんです。これで人の価値が変わる過酷な環境です。昔は、何の抵抗もなく受け入れられていたんですが、これからの時代はどうなるんでしょう。変わるか、変わらないかは自分次第です。すでに都市伝説!
2001年 改造計画の功罪
この年大きく政治が動きました。いろんなことが今に繋がってきます、その責任もです。
2020年 私の名は欲の皮に付いている
やっとの完成です。この作品は、私の人生にとっての節目にもなりました。何の節目かというとこのタイトルに込めた思いが2点あります。1点目は、いずれ欲の皮を捨て去る覚悟。もう1点は、だからこそ、この儚い欲の皮が、いとおしいということ。この皮 ...
2003年 食べ物
2003年 個展出品作
ギャラリーどらーる、企画展出品作品。今更ですが、これを公表したんですね!今まで忘れていました。恐れ知らずです。そして今も世間様にさらけ出そうとしています。なぜなら、同じ目線で社会を見て ...