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2023年 日本を護るために

2024年9月8日gallery,ようこそ,今日のできごと

2024年 8月25日 泣く子には勝てぬ

日本の古いことわざに泣く子と地頭には勝てぬというものがある。地頭とは平安時代に存在した土地を管理する権力者のことで、要するにどちらの思いも蔑ろには出来ないのだ。裏を返せばそれほど世の親は子供の思いには忠実だということなのだろう。因みに小林一茶の句に「名月を取ってくれろと泣く子かな」という有名な句がある。これもまた究極のジレンマを表現していて、親にしてみればこの願いを叶えるわけにはいかず、ただ笑うしかない。

ところで自分の子供は言うまでもなく、未来の子供たちは、これからどのような暮らしをすことになるのだろうか。そう考えれば、現代の親は、これまた穏やかではいられない。といのも子供たちには、いくらかでも住みよい環境で暮らしてほしいと願うのが、世界共通の思いではないだろうか。そう思えば現在我々の選択によって未来社会に悪影響が出ないようにしたいというのも共通の願いに違いない。例えば温暖化についても、もっと厳密にデータを集め検証を進める必要があるだろう。例えば、二酸化炭素による温室効果についても、いまだに反論がある以上その意見についても十分検証を行った後、これからの取り組みとするべきではないだろうか。

さて世界秩序に多くの影響を与えてきたアメリカ合衆国大統領選で現在奇跡とも思えることが起こった。なんと二人の大統領候補が党派を超えて共闘を組んだのだそうだ。というのも共和党と民主党といえば大きな政府と小さな政府と言われるように、それぞれの政党には対極ともいえる理想の姿があるのだ。ところが、今回二人の候補にはどうしてもそれより優先すべき問題があるのだろう。つまりその思いを遂げるためには、月どころか火星にまで至る覚悟が必要になるかもしれない。彼らの献身的な行動によって世界中の子供たちが、自分たちの未来に希望が持てるように、現在の我々はその選択を誤ってはならない。