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2023年 日本を護るために

2024年9月22日gallery,ようこそ,今日のできごと

2024年 5月29日 世界は何を求めているのか?

この地での戦争が始まってすでに2年以上の月日が経過してしまった。このニュースが伝えられたのは2022年2月24日に開始されたロシアによる軍事侵攻だ。上の図は侵攻の様子を示すもので、誰でも見ることの出来るウェキペディアに掲載されている図だ。この侵攻が始まって以来西側陣営は、これは武力による現状変更だとして抗議し、これまで侵攻にあったウクライナへの武器供与や資金援助を行ってきた。当然西側の主要国として日本もこの地に対し、昨今起こった日本の被災地には気の毒なほどの資金援助を行っている。恐らくそれだけの資金があればオリンピックや万博などはいくらでも開催できるほどの額になるだろう。

ところで、アメリカ、EU、日本が注ぎ込んだ多量の資金によって、ウクライナはどれほどの成果を手に入れることが出来たのか大いに気になるところだ。

それでは、こちらがJIJI.COMによる現在の戦況図である。この図を見た方は誰もが驚くと思うのだが、2年前の戦況と現在の状況は何も変わっていないということだ。侵攻が始まった当初は連日軍事アナリストが戦況分析を続けてきた場所で、すでにこの地図が頭に入っている人も多いだろう。では何故勢力図が変わらないのか、それは戦力が拮抗しているというより、ロシアが動かないということではないのだろうか、しまいに戦況が動かなくなると戦線が膠着しているのは戦車が不足しているためだとか、ミサイルだクラスター爆弾だと言って世界中から武器をかき集めた結果がこの状況なのである。要するに支援の結果もたらされたものは、双方で尊い人命が失われたことと、爆弾や地雷で汚染された国土が広がったこと、両国の国民が憎しみと悲しみを心に刻んでしまったことでしかない。

こんなその気になれば誰でも知ることの出来る情報があるにもかかわらず、戦場から何千キロも離れた国の大統領が今も戦争継続を訴えている。しまいにはロシア本国も含めて戦場にしようと呼びかけているのだ。これに対しロシア側は当初からNATOの介入があれば祖国戦になると警告している。祖国戦とは、ナポレオン遠征やWW2において使われた言葉だが、この言葉が象徴しているのは、ロシアにとってどれほどの被害を出したとしてもこの戦いを戦い抜くとの宣言だ。しかしながら、その深刻さを汲み取れるのは世界に日本人以外いないだろう。ところで、そのどちらの大祖国戦にもなかった兵器を、今のロシアは世界一の量保有している。そしてその兵器の悲惨さを身をもって体験した人類も、日本人以外いないのである。