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思考ラボ

2024年11月17日gallery,ようこそ

2024年 1月13日 国家と昆虫

初めにこの文章はあくまでも個人的な興味をまとめたもので、正当な学問に関わる文章ではない。要するに情報の出どころの曖昧な、思い込みの激しいいい加減な文章なのである。

国家の成り立ちを考える

国家に必要な要素は領土と国民、そしてその国民が暮らすための政治だろう。ではその政治はどのように生まれたてきたのだろうか。

これは想像にすぎないが、恐らくは生活にたけた人間の周りに自然に人が集まりグループが形成されたのではないだろうか、そのグループはやがて共通の言語や文化を共有する部族を構成し、その後の農業技術の発展に伴い定住化が進み、常態化してくるとグループが占有する領土という概念が生まれてきたのではないかと思う。

ここで重要になるのは、グループが形成されるために必要になるのは個人の秀でた才能である。つまり、狩猟の才能であったり腕力であったり、あるいは旅を安全に遂行させための星を見る能力かもしれない。要するにグループの繁栄にとって必要とされる能力に秀でたものがそのグループの中心となっていったのではないだろうか。またこのグループが大きくなればなるほどそれにつれて望まれる能力も変遷し、最終的には統率力や将来を見据えグループを安全に導く予知能力などもグループの繁栄にとって必要な能力とされたのかもしれない。つまり人類の初めに起こったグループ化は個人の特別な才能によるところが大きいのではないかと思われる。

初めに言葉ありき

さてこのように誕生したグループの規模が大きくなればなるほど必要性が増してくるのはコミュニケーションの技術だろう。そのため誕生したのが言語ではないだろうか、その時から人類は言葉によって形成される概念の世界を手に入れるようになった。言い換えれば言葉の誕生は概念の世界が生身の人間を離れても存在することを可能にした瞬間でもある。つまり言葉の誕生は、その場に特別な能力を持つ個人が存在していなくというても、概念によってグループを束ねられる時代になった幕開けともいえる。

このことによってこれまで目の前に実在した生身のカリスマの代わりに、目には見えない存在が我々人間に直接影響を及ぼすことのできる時代になったのではないか、あるいは我々人類がそのような存在に気付くことが出来る時代になったとも言える。(つづく)

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Posted by makotoazuma