G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

今日は好日Vol.2

2024年1月5日gallery,ようこそ,自作俳句絵画 無意識

2023年 4月20日  さくら さくら

昨年も勝手に人様の軒先を写してしまった。異国情緒あふれる函館の景色で、かろうじて和風を感じさせてくれる貴重な佇まいだ。

とはいえ、函館の風景といえばやはりこうなる

掲載に偏向があるといわれかねないので向かい同士の教会を載せてみた、ほぼ同時の撮影にもかかわらず早朝の光はドラマチックだ。

例年函館の花見といえば、ゴールデンウィークにかけて見頃になってくれるのが屋台経営者の悲願だ。しかも見頃はほぼ1週間で残念ながら、待ちに待った稼ぎ時もそれに合わせるしかない。ところが、今日散歩に出かけてみたところ、桜はかなりの勢いで咲いていた。この分ではゴールデンウイーク前半にピークを迎えてしまいそうだ。そんなことを思いながら、いつもの函館公園をうろついていたが、びっくりする風景に出くわした。

やっと花が咲いたと思っていたら、花弁が散りだしている。これはどういうことだと思いながらよくよく覗いてみると、花弁が花冠ごと落ちている。しばらく不思議に思って眺めていると木のてっぺんのほうから鳥の鳴き声が盛んに聞こえてきた。以前もまばらに咲く桜を見て鳥の被害だと知らされた。今日はこれを見ていると急に短歌が浮かんできた。

「地に散るは 花のさだめが世の倣い 五弁におつる こころざしかな」

帰りに護国神社へお参りして帰ろうと思う。