G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

2023年 日本を護るために

2024年9月6日gallery,ようこそ,今日のできごと

2024年 7月7日 目に見えない世界の対立構造

先日の欧州議会選挙に続きフランス議会選挙、イギリス総選挙の結果が次々発表になった。特徴的なのはこれらG7の首脳に対抗する勢力が圧倒的な強さを見せつけているところだろう。とはいえこうなることはEU各地で起こっていた大規模な抗議デモからも予想がつく結果だったと言える。さらに顕著だったのはこのような世界のうねりに各国のマスメディアはいずれも冷淡な態度をとっていたことである。

というのも今回躍進を見せた政党に対して各国のマスメディアはいずれも極右というレッテルを貼り続けている。この表現は日本でも使われているが、極右と聞いて日本人が受ける印象はせいぜい街宣車に載った厳つい人たちのイメージでおわるが、ヨーロッパで極右といえば、すなわちネオナチというイメージにつながり、その社会的ダメージは日本人には想像がつかないだろう。

さてここで注目しなければならないのが、西側各国のメディアはどこも同じ視線で報道を行っているところだ。しかも極東の我が国まで同じ視線だということは。どれほど巨大な対立構造の中に我々が暮らしているのかがわかる。さてこれらの報道から受け取る対立構造は極右勢力対民主主義国家としたいところだが、残念ながら、この対立構造を崩してしまったのはほかならぬ、ウクライナなのだ。なぜならウクライナは民主主義の根幹である大統領選挙を延期してしまったからである。一方のロシアの大統領はさっさと選挙を終え国民から約8割以上の支持を得ている、しかも西側首脳が卒倒しそうな7割という投票率によってだ、これではどちらが民意を代表するリーダーなのかと言われかねない。

さて数ある対立構造の中でも一般的に理解が難しい対立に性差別の問題がある。日本では世界に先駆けてこれに対する法律が出来上がってしまった。ではこの法律で最も被害にあっているのは誰かと考えれば、何を隠そう女性性を持つ方々だ。初めは女性の地位向上ということで女性の社会進出を阻む動きが女性性を貶めているという動きから始まってきた。その結果は男女が同じ環境で働くことを推進するもので、昔は当然の権利と考えられていた生理休暇や夜間労働の禁止による母体を護るという社会良識が失われてしまった。つまり出産と母体とは切り離すことの出来ない自然の摂理なのである。ところが社会的地位が人間の評価だとした場合、母体はハンデとしか受け取らない風潮が出来上がってしまった。さらに現代は性差の認識に齟齬があれば、個人の意思によって性別は変更できるとしてしまった。これほど生物として明らかな違いが、差別というたった一言のために世の中には存在しないことになってしまったのである。これによる弊害はさらなる少子化という代償で我々に突き付けられる。

では、このような無茶をなぜ、広めようとするのか。このことについて私はこれは信仰と無神論との対立なのではないかと考えている。つまり、唯物論と宗教の戦いなのである。実際このことを象徴するかのように年末のクリスマスという世界的な行事がどんどん片隅に追いやられているようになっている。このことは日本においても着実に浸透していて、例えば年越しの御神楽や除夜の鐘などについても、騒々しいなどの理由で苦情が入り、行事を見合わせるところが増えている。一体この現象は何を意味するものなのか、考えてみるとそこには人類の存続に関わりかねない対立が見えてくる。それが宗教と無信教の戦いなのである。何故そんな構造になるのかといえば宗教は人類の繫栄に関わる示唆を多く備えているからだ、例えば、宗教にもよるが性に関してそれぞれ厳しい戒律がある、これはほとんどの場合子孫の繁栄だったり、地域や夫婦の関係性にまでおよびそれを護ることでその繁栄を約束されるものだ。

このように考えれば宗教と唯物論との対立は人類の存亡をかけた戦いにも思えるのだ。さて今日は東京で選挙が行われ様々な候補が都政について公約をされているようだが、東京といえばオランダ一国に匹敵するGDPを持つ巨大な都市だ、この選挙にも私は対立構造が見え隠れしているように感じる。子孫の繁栄や、信仰の自由を求める方に是非とも聞いていただきたい、その選挙はこれらの行く末が掛かっている重大な選挙だ。是非とも近隣のお仲間お誘い上一票を投じていただきたい日本をお願いします。