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2023年 日本を護るために

2024年5月1日gallery,ようこそ

2024年 1月19日 歌会始の儀

今日は宮中において歌会始の儀が行われている、天皇陛下並びに皇族の方々に続き一般応募者の和歌まで、同時に披露されるという日本独特の行事だ。まさに現代にまで続く万葉集のようで雅そのものといえる。ところでこの儀式の動画を見ていると一般応募の方の歌も宮内庁の方々によって一首ごとに独特の節回しで歌われていく。

何かとせわしない現代にあってはなにやら浮世離れした感のある行事に感じるが、日本人は古来より言葉に魂が宿るとして言霊というものを大切にしてきたのだ、当然歌にも相応の力が込められているのだろう。因みにその昔ニコラ・テスラという科学者が音の振動数が宇宙に大きな影響を与えるということを言っていたそうだが、音声によって伝えられるものといえば、まさにこのような歌の波動のことだろう。だからこそ日本語に込められた歌の世界は日本の現実世界に対し大いなる影響を及ぼすものなのかもしれない。

ところで、言葉や音声にこれほどこだわりを持つ民族は日本人だけなのかと思っていたら、イスラム教の世界で歌はさらに強く宗教と結いている。というのもイスラム教の聖典コーランは預言者モハメットによる歌をアラビア語で綴ったものなのだそうだ。つまりそこに何が書いてあるか、というよりもアラビア語でその歌を歌われることにこそ価値があるのだそうだ。

こうしてみると文化を理解するためには、一方向からの視点では到底理解できないものらしい。ましてや共存ともなればリスペクトなしにはありえへん世界なのだ。

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Posted by makotoazuma